どうもおはようございます、りんですm(_ _)m
栃木県大田原市雲岩寺27
臨済宗妙心寺派
創建は仏国国師が関東を修行行脚中、この地に菴を結ぶ
その後、八溝山の高梨勝願法印が仏国国師にに弟子入りし、この山を国師へと奉ずるにあたり、弘安2年(1283)執権・北条時宗が大檀那として開山となる。
その後、天正6年(1578)に妙徳禅師を招き妙心寺派に属する
天正18年(1590)、豊臣秀吉による小田原征伐の際に那須氏は従わなかった為、烏山城を攻める際に付近の住民が雲巌寺へと集まるのを聞いた秀吉は寺に火を放ち、山門を残し焼失し、数年後に堂宇を再建
弘化4年(1847)火災により方丈・庫裡が焼失し、嘉永2年(1849)再建
大正11年(1922)、天正の兵火後に再建した仏殿が老朽化の為、鎌倉末期の手法により建設
また、こちらは松尾芭蕉が立ち寄った寺としても知られており句碑もあります。
「啄木鳥も菴はやぶらず夏木立」
また、松尾芭蕉が歩いた奥の細道ではここ黒羽に一番長く(13泊)滞在したという事で、この近辺には芭蕉や曽良の句碑があちこちにあります。
あと、あんまり知られてない事なのですが…
永平寺(福井県永平寺町)・興国寺(和歌山県由良町)・聖福寺(福岡県福岡市)と共に、禅宗4大道場に数えられています。
山門前の瓜瓞橋は「かてつ」と読み、瓜瓞とは「子孫が長く続いて繁栄すること」を意味するそうです。
この字が出てこなくて…ホント苦労しました(;´Д`A
なお、こちらでは書ける方がいないから書置きではなく、御朱印帳に書き入れはしないという方針になっているみたいです。