どうもおはようございます、りんですm(_ _)m
國魂神社を後にし、以前桜川市の小山寺で三重塔を調べた際にこちらの寺にも三重塔があるのを知ったので寄ってみた。
福島県いわき市高倉町鶴巻50
磐城三十三観音霊場 六番札所
創建は大同2年(807)、前年から噴火していた磐梯山や吾妻小富士の噴火によりいわきにも火山灰の影響があり、農作物が枯れ疫病の蔓延でかなり酷い有様でして、この惨状を見た徳一上人が、海雲山の麓に仮堂を建て7体の観音を彫り、いわきの要所7ヶ所に安置したのが始まりとされる。
応永年間(1394-1427)、石川城主源持光・植田城主藤原隆広が協力し堂塔を建立
永正15年(1518)、宗永法師により磐城三十三観音霊場を撰する際に六番札所に選ばれる。
安永3年(1774)、権大僧都承隆により三重塔再建建立
その後、明治25年(1892)に本堂焼失し仮本堂でしたが、平成7年(1995)に再建
こちらに行って気づいたのですが、以前行った白水阿弥陀堂に観音堂が似てるって思い、たまたま観音堂にいた住職に聞いたら似せて作ったと…
福島県唯一の国宝建造物ですから、真似るには恰好の題材ですよね( ´ ▽ ` )ノ
観音堂・三重塔が杉林の中にあって雰囲気がいいですね~(*´艸`)
御朱印
ちなみに、徳一上人が彫った7体の観音さまは高倉観音・法田観音・佛具観音・富沢観音・出蔵観音・関田観音・鮫川観音で、全部合わせ菊多七観音といわれているそうです。