今日も暑いですねぇ……
外に出てると干からびそうですよ……(^_^;)

今日は茨城県水戸市の茨城県近代美術館の「生誕130年記念 冨田渓仙展」に行って来ました。

先日、茨城県天心記念五浦美術館を見に行って、日本美術院の天心・大観などを見たので、それに縁のある渓仙も見たくなり行って来ました。

実は言うと、冨田渓仙はあんまり知りませんでした……(祗園夜桜だけは見た事があったけど)

私は明治から大正の日本画はあまり好きではなかったのですが、横山大観の「夜桜」のモチーフになったといわれる渓仙の作品をまた見て、この時期の日本画も良いなぁと思いましたね……

この展覧会で良かったのは
「祗園夜桜」「風神・雷神」「麒麟・鳳凰」の3つでした

「祗園夜桜」は宵闇に篝火に照らされたしだれ桜が浮かび上がって幻想的な感じでしたよ。

「風神・雷神」は俵屋宗達の風神雷神を模写して描いたようですが、琳派とは違く南画風にアレンジしたのが良いですね……

「麒麟・鳳凰」は想像上の生物である麒麟と鳳凰を、よくもここまで本当にいるかのように描けたと感心しました。(麒麟はキリンビールの絵とはちょっと違いますが)

ひと通り見て私的に満足しましたが、ちょっと残念な事が……

一家族らしい4人組が、しゃべりながら見てるんですけど……美術館でしゃべりながら見るなんてマナーがなってないですよね……

結局、見かねた学芸員さんが注意しましたが、注意されたら足早に展示室から出て行っちゃいましたよ……
注意されるのが嫌なら、しゃべんなければいいのにな……
自業自得だよね。

後は、私がちょっと気になった事を学芸員さんに聞いたら、図説を手に説明してくれて、凄く親切だなぁと思いました。
学芸員さんありがとうございましたm(_ _)m