この記事は2018年8月10日にアメンバー限定で公開されたものですが、2020年7月4日に 日付はそのままで一般公開をしています。
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有難うで終わる一日。
我が子を自分の手で守れる事を
心から神様に感謝しています。
7/28 長男の精密検査がありました。
頻繁に病院にお世話になる息子に
治療嫌いにならないように
小さな頃から配慮してきました。
いくつかの検査をするのですが
検査室に行っても
なかなか戻ってきません。
それから
看護師さんに名前を呼ばれ
説明を受けました。
検査中に長男が突然意識を失ってしまったとの事で
カーテンを開けると
顔色が真っ青で寝かされた長男がいました。
看護師さんは
意識が戻ってから わたしを呼びました。
わたしは
だーいじょうぶ！だーいじょうぶ！
あるある！そんな事もあるよねー！
きつかったね！
よくがんばったね！
そう横たわった息子に
少し からかった笑い方で接しました。
長男のふくらはぎや足の裏を
やさしくマッサージをすると
次男もいっしょに励ましました。
ベッドの上にある
大きなペンギンのぬいぐるみを持ち
だいじょうぶだよ！だいじょうぶだよ！と
声色を変えて 次男が長男に話しかけます。
ペンギンを使って
いいこいいこ と 長男の頭を撫でていました。
わたしも
このペンギンが言うなら間違いないね！！
絶対だーいじょうぶだ！
そうやって
こくんと 小さく頷く長男の反応をみながら
身体の回復を待ちました。
長男は自分に何が起こっていたのか
何もわかっていませんでした。
この日の検査が途中で終了してしまったので、
8/9に残りの精密検査となりました。
前回の事もあり
とても緊張していた様子だったので
検査室の中にわたしも付き添う事になりました。
改めて、長男が頑張っている事を
この目に焼き尽くします。
いつも こうやって がんばってたんだね〜
それから
2時間半待ち
前回の検査結果と 今回の検査結果が出ました。
先生が説明する前に
素人のわたしでも
パッと見ただけでわかる検査結果でした。
どこを見ても よくない事が わかりました。
先生は 今後もお薬は継続して飲み続けなければいけない事をわたしに伝えました。
生活の指導や水分の取り方を伝えてくれました。
長男の日頃の不調を伝えると
その他の病気の疑いも問診から考え、
今度はまた別の検査を受ける事になりました。
先生にみんなで御礼を伝え
診察室を出ました。
何もわからない子供達は
病院の自動支払機に到着するまでの間も
ケラケラ笑ったかと思うと
あっちに行きたいと 駄々をこねたり、
ここに行こうよ！と
わたしに話しかけるのでした。
外は雨。
レインコートを着て
レインカバーを付けた自転車に乗り帰宅します。
マスクをしていたので
心臓のバクバクの呼吸が
顔に張り付くのがわかりました。
何で涙が出てきそうなんだろう。。？
マスクの中の唇に
ぐっとチカラをいれて こられました。
この事実を一番最初に知れるのが
わたしで良かった。
お天気の良い日も
雨の日だって
台風だって
こうして通える事が出来てよかった。
良くない事も 今知る事が出来てよかった。
未来に期待はしないけど
未来は変わる事も知ってる。
良いことも悪いことも
長くは続かない。
全部 わたしが守っていけるね。
神様がわたしに命を持たせてくれているからね。
そんな事を帰り道に想った。
現実には色々な事がある
長男の病気の事も。
やっと治ってきた
次男の耳が また遠くなってしまった事も。
でも
いつも わたし達家族には
気にかけてくれる人がいる。
定期検査や 精密検査の日 その度に
いつもいつも祈って想って
自分の事のように考えて
元気いっぱいのムービーを贈ってくださって歌を歌ってくれる人。
自分も大変な時なのに
ずーと応援のラインをくれる人。
カモミールが良いよと 教えてくださって
子供達に薬を与え続ける不安と葛藤。
症状を見守る 病気の子を持つ胸の痛みを
だから、、わたしと同じじゃない、、
と
と笑顔で包んでくださる人。
相談すると すぐにお友達の薬剤師さんに相談してくださって、病院や治療法など一緒に考えて 寄り添って下さった人。
いつもいつも気にかけて
わたし達に美味しいお野菜を 分けてくださる人。
ただただ励ますために 会いに来てくれる人。
いつも大切に想ってくださる人。
堪えた涙が 溢れてきたのは
突きつけられた現実からの悲しみではなく
いつも愛してくれる人達の笑顔が
浮かんだせいだった。
起こる事は 色々あるよね。
でも
何が起こったって わたし達家族が幸せで
何が起こったって 感謝をしているのは
変わらない事実。
神様 今日一日を下さって
有難う御座います。
あなたの愛が わたし達に気づきをもたらす為にある事を わたしは知っています。
この体験を味わい、学びを深められますように。
