初等教育ロイヤル、大千秋楽

こんばんは！
いつもいいね、コメントありがとうございます！


舞台「初等教育ロイヤル」
無事に大千秋楽終わりました！！！

   

ご観劇いただいた皆さま、本当にありがとうございました。


武器を取り合い、校長室を目指した小学生達の物語。
いかがでしたでしょうか？


それぞれの学年にそれぞれの関係性や物語、メッセージが詰まっていて、
見ればみるほど伏線の意味も分かったりして、深い物語だったなぁって感じます。


その中で、私の演じさせていただいた6年生。

貧乏で、アホで、やんちゃで。
6年生って1番歳上のはずなのに、その無邪気な姿は1番、よくある小学生の姿だなぁって思いました。

お金はないから、武器は買えないけれど、仲間を思う気持ちは人一倍で。

何度も正面から立ち向かっては倒れ、立ち向かっては倒れ。

何度コケても間違っても、また何度だって起きあげればいい。
そしてまた立ち向かっていけばいい。


その勇気を、6年生が教えてくれました。


どの学年よりも、優しさで満ち溢れている6年生。
愛おしくて仕方がなくて。
本当に、本当に、大好きです。
6年生になれて。橋本さんになれて。
とっても、幸せでした。


橋本さんは、
いつも池田くんと阿部くんが隣にいて。
そして井上くんがいて。
いつも守ってくれました。

すぐ「ばか」って言っちゃう素直じゃない子だったけど、
本当に、池田くん、阿部くん、井上くんのことが、大好きだったんです。

ツイッターでつぶやいた好きなセリフ
「これからも、一緒にいられたらいいなぁ」

あれは瀕死状態の橋本さんの回想でのセリフ。
死亡フラグのようにも聞こえるけど、
橋本さんは、ずっとずっと、ずっとずっと、大好きなみんなと一緒にいたかったんです。


回想明け、池田くんと阿部くんと3人、寄り添うように息絶えました。

その時、鳥が飛んでいくSEが入っていたんですが、気付きましたか？

きっと、3人一緒に、天国に行けたのかなって。
これからもきっと、ずっと、一緒にいられたらいいな。

そう願っています。



さて、物語の感想が長くなってしまったのですが、
そんな感じで、私は6年生橋本さんを演じさせていただきました。

今回、これまでの舞台の中で1番越えるべき壁が高くて、1番もがいて悩んだ舞台でした。

だけど、だからなのかな。
小屋入りして、いざ舞台の上に立ってみると、
びっくりするくらい、めちゃめちゃ楽しかったんです。

お稽古中、“とにかく楽しめ”って色んな方に教えていただいて、その意味を、舞台に立ってから理解しました。

舞台の上で、全身で全力でお芝居をすることが、こんなにも楽しいんだって思いました。


これまでの舞台で、1番壁の高かった舞台は、
これまでの舞台で、1番楽しめた舞台になりました。


それはきっと、同じ6年生の釣本さん、花塚さん、室さんがいてくださって、
演出の加藤光大さんがいてくださって、
おとな小学生という団体さんで、
この座組みに恵まれたから。

6年生の中の方々は、リアル6年生のようで。
いつも優しく教えてくださって、仲良くしてくださって、支えてくださいました。


こんな素敵な座組みにいられたから、何度転んでも立ち上がれたし、最後まで楽しく笑っていられたんだんだなって心から思います。


本当に、心の底から、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。


もっともっと、お芝居上手になって、私も皆さんの力の一部になれるように、

これからも全力で、精一杯、全身全霊、
爆走します！！！



お越しいただいた皆さま、本当に、ありがとうございました！！！

6年生 橋本さん役 西本りみ

阿部くん
ホントにアホだったけど。
ヤッターメンなかなか上手く開けられないけど。
「2人の幸せを見届けるのが俺の使命だったのに」って言ってたけど、
ちゃんと見てくれてたよ。
いつも、見守っていてくれて、ありがとう。

井上くん
5年生に監禁されてたところを、井上くんが助けてくれなかったら、本当に殺されてた。
優しいお兄ちゃんな井上くん。
いつも守ってくれてありがとう。

池田くん
「橋本さんを頼んだ」って私を守って先に逝っちゃうなんてズルいよ。
私まだ、何も言えてないよ。
そうやっていつも知らん顔して、守ってくれるんだから。
結局、直接気持ち伝えられなかったな。
ありがとうも言えなかったな。
天国で会えたら、バカって言ってやるんだから。



本当に、どうしようもなく
バカで、アホだけど、
なんでだろうな
すっごく、カッコ良かったよ。

ありがとう


これからも、一緒にいようね。

橋本さんより