術前の診察および入院手術の説明の日の話。手術まで一ヶ月ちょい。

 

9時診察だったので8:45あたりに病院に到着。

 

診察カードを入れてその日のスケジュールが印刷された紙を受け取るのだけど、一覧に何か知らん「検査」が書いてあった

 

え?前回の術前検査であやしいところがあって追加検査とか…?((((;゚Д゚))))

 

と、不安になったのだけど何だかもうどうでも良くなり(全然良くないけど)、産婦人科で呼ばれるのを待つ。もう病院に足を突っ込んで手術を控えた身となると、いつ何を検査だのされてもおかしくはない、と地味に腹くくってます。

 

あまり待つこと無く婦人科主治医の診察。手術の説明。

メモろうと準備万端で着席したら

 

医師「あ、全部紙で渡しますので」

 

手術の事が全て書かれた書類を渡されました。質問のしようがないくらい全部印刷されてる。メリットデメリットみたいのも全部載ってる。この手術で起こりうるなんちゃら~も載ってる。契約書のよう。言った言わないにならないようしっかり準備がされているんですね。

 

助かる~にっこりけど何か事務的凝視こんなもん?

 

その書類に沿って医師から説明がある。

 

術式はロボット支援手術となりました。子宮全摘と両卵管切除です。

 
主治医がどこに穴を開けるかを絵で描いてくれました。おへその一段上あたりです。ロボット支援手術経験の方のブログを事前に読み漁っていましたが、ヘソラインかちょい下だったので、思わず医師に質問
 
私「上なんですか?」
医「上です」
私「…お腹の肉とか関係なく?」
医「はい。上です」
 
予定が狂う。用意するパンツがっ…!パンツ
 
医「子宮は膣から出します」
私「ズルっと?」
医「いえ。……」
私「切り刻んで?」
医「、そうですね」
 

言葉を選んでるっぽい瞬間に自ら「切り刻む」と言ってしまった。

 

私「膣って大丈夫なんですか?膣壁?えーと膣の通り?(←ほんと何言ってんだこいつ)傷つくとか…」

医「あ~、傷つくことはまれにありますが治ります」

 

…。その他素人が疑問に思うような点が全て紙に載っているので質問がなくなってしまった。

 
私「次、先生にお会いするのは手術の日…?」
医「そうですねニコニコ
 
あっさりと説明終了。何かまるで私ロボットみたい。こことここの部品取るんで、みたいな感覚。
 
謎の「検査」は間違いでした。造影剤の検査をやらなくなったというのを消し忘れてたみたい。

ところで、今の主治医は私の内診をしていない。内診なんてしたくないものだけど、ちょっと不安になる。入院時にあるのかな。
 
レルミナは入院日まで飲むこととなりました。
 
そして麻酔科へ。
 
麻酔科がめちゃくちゃ混んでた。白内障の手術らしきおじさまがたばっかり。
 
家で書いて来た問診票を看護師に渡す。看護師がちょっと爪伸びてた上に、問診票に沿って私と話している間その爪の間をほじくったりして汚い看護師だった滝汗
 
麻酔科医の診察が感じ悪かった上に声が小さくてモソモソ喋りでマスクも手伝いすっごい聞きづらかった真顔
 
私は嘔吐恐怖でパニック持ちなのでと吐き気の事を質問すると、小馬鹿にした感じで、「今どきの手術でそんなもの(吐き気)はない」と言われる。どうせネットで調べまくってきたんだろうって態度モロ出しで(あってるんだけど)、「~とか書く人いるんだけど」とSNSに対しての愚痴みたいなことを話してきた。私はSNSで見たとは一言も言ってないんですがね…ニヒヒ。エゴサじゃないけどSNSとか見てるのかね?麻酔のエゴサ?わからんけどw
 
この麻酔科医曰く、「2~3年前の手術の時の事はもう古くて参考にならない。その時とはもう随分違う。参考にするなら1年~半年以内の情報を見たほうが良い」とのことです。
 
で、制吐剤は先に入れるわけではないとのこと。先に入れたところでどうしようもない、と。我々ができるのは状態を見てからアプローチをし~うんぬんかんぬん、医学的な事を素人にわかりにくくペラペラ話されて、真剣に聞く姿勢を見せつつ「ザ・理系のトーク」とぼんやり思ってました。
 
もう吐き気の件は術後どうなるかぶっつけ本番しかないなと諦め。
 
Twitterで最近の術後の方の感想をほぼリアルタイムに見ているけど、吐き気ある人はある様子。でも確かにそれが麻酔からなのか、術後腹部が気持ち悪いことからなのか、精神的になのか、飲まず食わずで気持ち悪いからなのか、それは個人差でわからないことだなと。
 
麻酔科医にはアレルギーのほうを心配されました(アレルギー多いので)。そりゃそうだわな。人間ちょっと吐いても死なないが酷いアレルギー起こしたら命の危険があるものね。
 
この麻酔科医でどっと疲れる。結局不安煽られただけだし。術後もし気持ち悪くなった場合は対処しますのですぐに言ってくださいくらい言ってくれや。
 
また印刷された資料を色々渡されたので、一旦待合室の空いてる付近で荷物整理がてら資料に目を通す。書類だらけで持ってきたクリアファイルがパンパン。
 
麻酔科医の資料の中に「術後疼痛管理チーム」の書類があった。「術後吐き気や痛みが出た場合は遠慮なくお申し付けください。術後をサポートする麻酔科医・看護師・薬剤師で構成されたチームです。」という内容。
 
これを言ってくれよこれをよ。
 
よし、遠慮なくお申し付けるわ。
 
そして次は入退院支援センター。ここで、親と合流します。
 
ここからが長いのでまた次回。