人生2度目のMRI行ってきました。
前回は院内が先まで予約いっぱいということで別の検査センターに行かされましたが、今回は院内のMRI。
余裕を持って行ったら病院に早く着きすぎた。
とりあえず受付は早めに済ませといてもいいかと、早く来すぎてスイマセンと言いつつ受付へ。
毎回思っているけど今通院している病院は何かと不親切。書類もいちいち書かれ方がとてもそっけなく不親切。記入して持ってこいよの紙(MRIを受けるにあたって体内に金属ないですかとかのチェックシートと説明読んでサインする紙)、「検査時に身に着けている物に関してお書き下さい」の項目について、検査時だから何も金属つけてない前提と思って全部無しにチェックを入れておいたのですが、この受付にて
受付「今ブラジャーされてます?よね?だからここは有にチェックなんですよ。今度からそうしてくださいね。」
私「ああ、”今”ってことだったんですねソレ」←精一杯の言い返しだったんだけど今考えると意味わかんね。
書き込む時間短縮のためあらかじめ書いてこいの紙だったんだろうけど、結局口頭で全部確認するならその紙だけ受付時に書くので良くない?チェックのレ点入れるだけの紙だし。ていうか「今度から」って何。MRI何度も受ける前提かよ。
などと若干ムカつきながら更衣室へ。
更衣室に案内してくれた女性検査技師が早口で抑揚のない口調で説明と、再び金属類身につけていないかのチェック。上はそのままでもいける服装だったので下だけ検査着を借りました。
検査着、めっっちゃブカブカ。腰を絞って持っていないと落ちるので掴んで移動。フリーサイズ?それともデブに見えたの?
検査技師が全員女性でちょっと緊張する私。女性の検査技師ってけっこう苦手本人は一生懸命なのかもしれないけど力任せに色々やったりするから。
前回のMRIの機械より大型に見えました。そして寝台に寝そべってから思いっきり固定されました。前回のMRIはきつい固定がなかったんですよね。MRI経験のある知人が「拘束みたいのが動けない感すごくて怖かった」と言っていて、「拘束…?🤔」と思っていましたがこれのことかと。パニック障害持ちだと強調して書いておいたので、大丈夫ですか?とは聞いてくれましたが。
さらに前回は腰から下だけ重りを乗せられましたが、今回は胸まである重り。これがかなりの圧迫で既にジワジワと襲ってくるパニック発作感。左右に女性の検査技師(看護師?)がおり、左右次々に話しかけてくる。「大丈夫そうですかー(棒読み)」って言われたけど「大丈夫じゃないです」なんて言えるわけ無い。にぎにぎボタンを持たされ、グイグイとヘッドフォンをつけられる(前回は自分でつけた)。
「目は閉じて良いですからねー」と2度も言われたが、目を閉じたら不快感に集中してしまうんよ…!というわけで今回も半目状態でぼんやり見てました。
寝台がゴーッと中に入ると、あれ…?前のより中(目の前)が広い。あとオフホワイト色なので圧迫感を感じない。前回のは真っ白で、白い壁面が襲ってくるかのごとく目の前にあり苦しかったのです。
初診時の婦人科女医が「ここ(院内)のは圧迫感があるから、検査センターのほうが圧迫感がないって患者さんが言ってらした」って言ってたけど逆!(感じ方は人それぞれだけど)。
ヘッドフォン、音楽流れてない。しかも浅めにつけられたから工事風の爆音筒抜け。頭がキーンとする。パニック発作の第二波が襲い始める。ゴムのボタン押そうかと迷ったけど耐えた。
というか前と音が違う。序盤のピーーー!が耳にキンと来てきつかったけど、その後は前よりドンドンカンカンコンコン言わない。しかも「只今からの検査は3分間です」とかいちいちアナウンスが流れる。
が、その3分間宣言に逆に恐怖を感じパニックがじわじわ襲う。こういう時の3分は長いと知っている。1分さえ長いのだ。
そして一番恐れている喉のイガイガが襲ってきてしまった。これは非常に厄介で(小さい頃からノドチクと呼んでいる)パチパチはじける飴の小さい粒が突如喉にはりついたような感覚になります。乾燥した場所やあまり身動き取れない場所で出やすい。映画館や劇場で出がち。マスクをしているとかなり発生度は抑えられるので、私はコロナ以前から劇場や映画館では必ずマスクをしています。ちなみに私の場合ノドチクにはフリスクが一番早く効く。粒も小さいので「舐めたくないのに飴食べた」状態にもならずおすすめです。
しかし最近の私のノドチクはしぶとくて、大きく咳をしないとおさまらない事が多くてまいってます。コロナ禍初期は咳をしないように必死でした(咳するとみんながピクッとした時期)。MRI中に咳をするわけにはいかないので唾をゆっくりと飲んだり、小さく深呼吸をしたりしながら心臓バクバクで抑え込みました。息止めろと言われてないし「注意されるまで小さく深呼吸してしまう作戦」で行きました。
慌ただしく機械に入れられてしまったけど、入る前に大きく深呼吸3回くらいしておけば良かったなと思いました。何か手術もこうやって慌ただしく進行されそう。あ、ちなみにワイヤー無しマスクを持参したのでマスクをしてMRIに入りました。
MRI中、何で私がこんなことに…と急に鬱気分になったものの、「これから入院・手術・術後もっときついんだろうな」と思ったらスッとMRIごときで何さという気持ちになり耐えられました。とにかく子宮と卵巣綺麗にハッキリ映してくれよー!(?)と、機械に意識を集中させてみました。
パニック波も過ぎてわりと落ち着いてきた頃、重しで手が痺れてきました。手を胸の上に置くよう言われたが位置しくじった、手が肺を押している感じがけっこう苦しかったです。
ところで、MRI室付近で聞こえるビートを刻んでいる音、うるさい音を紛らわすBGMかと思ってたのだけど機械の音だったのね。クラブハウスの入口あたりの音みたいな。ッド、ッド、ッドッってやつ。そもそも検査のBGMでクラブミュージックかけてるわけないかw
「3分間です」を3回くらい繰り返し、ピロピロした音の後にテンテンテンテンとまたクラブミュージックが始まりそうなリズミカルな音。テンテンテンテンテテテテテテ「Are you ready~!」とトランスが始まりそうな音と背後のッド、ッド、ッドがあいまって完全にMRIリミックスエディション。
と、急に脳内テンションあがり気味になったところで検査が終わりました。
あれ?息止めるのないの?!
前回はけっこうつらい息止めでしたが今回はなかったです。MRI、機械によって違うんですね。検査時間も前より少し短い気がしました。
そして更衣室に戻ってモゾモゾしていたら、近くの更衣室で男性技師から説明を受けている70代くらいの女性が。これまためっちゃ早口で抑揚のない口調で説明をしていて、女性は「え?これを?ここで?」と何度も聞き返していました。わかる。検査側も混んでて大変なんだろうけど。
二度目のMRI、こんな感じでした。来週は診察です。