日々携わる人、親しい人らには子宮筋腫で入院手術するって伝えてあるんだけど、だいたい反応が「へぇ」。
詳しいことや全摘とまでは言ってないけど。
術前の薬の副作用でだいぶ辛い事も伝えてあるけど、「あらー」か「ふーん?」。伝えてある人の年齢層は高めなんだけどね。
私って昔から心配されないタイプで、実はけっこう悲しかったいやすんごい心配されるのも面倒くさいけど(わがままw)、「え!大丈夫なの?」って反応は欲しかったりする。
そもそもは私があまり人に迷惑や不安感与えたくないからそんなに大騒ぎしないってのもあるし、具合が悪いと両親に怒られるという幼少時代を過ごしているからケロリとして見えてしまうんだろうなと思う。元が色白(しかもブルベ)なので、自分で鏡を見るとかなり真っ青に見えるのに、他人からはいつもとたいして変わらないと言われる。
大学生の頃風邪引いて高熱で病院に行ったときもパッと見そんなに辛そうじゃないと思われたのか後回しにされ、何度も気分が悪いと受付に言いに言っても「お待ちくださいね~」て感じでかなり待たされて待合室の端っこでフゥフゥ息も絶え絶えでいたら、奥から来たベテラン風の看護師さんが気づいてくれて、慌てて寝かされて点滴された。それ以来「私って具合が悪いのが外からわかりにくいのか」と気をつける(?)ようになったんだけど、パニック酷い頃も「元気そうなのに」とよく言われた。すごく辛い時の「元気そう」ってけっこう傷つく。
具合悪そうには見えないって所は逆に使える事もあるのだけど(主に仕事において)。昔いた芸能関係の仕事(レコード会社)でも上司と先輩に「そのポーカーフェイスはこの業界で凄く強みになる」と言われた。
が、ケロッと見えるってけっこうしんどい。特に年取ると。それにもうそういう業界にいないし。
話は冒頭に戻って、どうやら私の周囲は「数日でさくっと手術してさくっと帰ってきてすぐ元通り」なイメージでいるみたいです。
子宮筋腫自体がポリープとるくらいのイメージ持たれてるんじゃないかなとも感じます。まぁかくいう私も自分が子宮筋腫になって闘病記とか詳しく調べた上で「こりゃあえらいこっちゃ」となったわけですが。よくヘルニアの手術も軽く言われがちだけど、ヘルニアだって大変。とにかく入院手術するってかなり大変なのに、案外みんなのイメージって軽いんだなと。あと「腹腔鏡なら楽」というイメージも独り歩きしている気がする(私はまだ術式確定していません)。
みんな、家族や自分が経験しないと想像つかないのかな。