前回の診察の記事はこちら↓

 

 

子宮筋腫がわかるまで、って子宮筋腫自体は鼠径ヘルニアではないとわかった日に判明していたわけですが。

 

婦人科初診で肉腫の疑いがあると言われ、一週間後の診察の日までかなり精神的にやばかったです。

 

子宮肉腫の事を調べまくりました。闘病中の方のブログも何度も読みました。アメブロだけでなく他のSNSも探しまくって闘病中の方や疑いと言われた方のその後など片っ端から読んでいました。

 

希少なわりにけっこういらっしゃるのですが。肉腫の患者が増えてるのでしょうか?もしかして増えているからあの女医も「まれに悪性のものがありますので…」というような前置きもなくストレートに「肉腫の可能性がある」と私に言ったのでしょうか?あの時の女医のあたふた感が忘れられません。

 

次の婦人科診察までの間に心療内科の通院日がありました。

 

主治医に話すと、「えっ?!それは…ないんじゃないの?だって鼠径部付近に何かあるってけっこう前から言ってなかった?」と。はい、何かたまに膨れる気がするけど引っ込んだり場所がかわったりのモノは2019年からありました。婦人科でそれも書き込んだのですが、「具合が悪くなりだしたのはいつですか?」と聞かれ「昨年秋から」と答えたので、もしかして「昨年秋からふくらみが気になって今もう10cmくらい?!」と思われたんじゃないかなー…そうであって欲しいなぁ…と、心療内科医の先生と共に思っていました。先生が「その女の先生は話だけで早とちりしたんじゃないかなぁ?…でもまぁ…良性であると良いね」と、普段かなりクールでどちらかというと怖い系の心療内科医(感じが悪すぎと口コミに書き込まれてるくらいw)なのですが、真剣に心配してくださいました。

 

そして迎えた婦人科診察2回目。医師は前と別の医師。わりと若めの男性医師(経歴からたぶんアラフォーくらい)。あまり医者っぽくない雰囲気の医者。IT系っぽい感じ。ちなみに前回の女医はアラフィフくらいの方でした。

 

入室してすぐ「MRI見ましたぁ?」と。

は?見てるわけないじゃん1週間前に撮ったのに。「いいえ全く」

 

「あーそうですか。これですけど」

 

PC画面に映るMRI画像を見せられる。小さい画面で見づらかった。横向きの断面の画像、パッと見でもわかるお腹の黒い筋腫だらけ。『オオカミと七匹の子山羊』で石を詰められた狼の腹をイメージ。膀胱ぺーーっちゃんこ。鍋にひっついたしゃぶしゃぶ用の餅みたい。

 

「お臍の上くらいまでありますから、上の方とか触ってボコボコしてたでしょう」

 

いや上はあまり…膨満感はあったけど。それより上から触ってわかるのは鼠径部あたり。

 

私「あの…前回◯◯先生のほうで子宮肉腫の可能性が高いと言われたのですがそれは…」

 

何も言われないので恐る恐る私から聞きました。

 

「あーそうだったんですか。いや?特に?。頸癌体がんも問題なかったですし腫瘍マーカーも大丈夫ですけどね」

 

「何言ってんだこいつ」みたいな雰囲気で言われてしまいました。

一旦は良かった…とホッとしましたが、正直私は術後の病理検査の結果の時まで気は抜けません。

 

「こんなに筋腫だらけだとねーもう子宮も埋もれて写ってないんですよ。なのでねー…これは…全摘になるんですよね…」

 

何だか全摘を告げるため子宮が埋もれてるアピールがすごかったですが、全摘はもう知っているのよ。

 

というかこの医師、私の顔から胸あたりまでをジロジロジロジロ上から下、下から上とずーっと見ながら話す。不快。別にいやらしい目とかじゃなく無意識にしてるっぽいので癖なんでしょうね。

 

私「開腹ですよね?」

 

医師「それねー!ちょっとどうかなー!って迷う所なんですよねw」

 

急にテンションの上がる医師。ああこれは手術得意で話すの下手タイプの医者かな。

 

「とりあえずこのまま切っちゃうと大量出血になっちゃうので、レルミナというお薬を使って筋腫を小さくさせます。まれに更年期障害になったような副作用が出る場合がありますが。これを3ヶ月ほど試してもらって効くかどうか。効かない人もわりといるんで。明日から飲んで下さい」

 

効かない人がいるという情報はいらんのよ。こういうの言っちゃうタイプなんだな。

 

「あのー副作用のことで」

「だからさっき言いましたけど、更年期」

「それはわかってます。他の副作用で吐き気が心配なんですが」

「あー…それは聞いたことないですね」

 

副作用の質問しようとしたら即「だからさっき言いました」と来たもんだ。患者の質問とかあまり聞きたくないタイプだ。

 

私「脂質異常があるので高血圧とコレステロールがあがるのも不安なのですが」

医師「それは内科とか行ってもらって(ジロジロジロジロ)」

 

何だかな、困った。私、この医者嫌いなタイプネガティブ

 

他に質問は?とかもなくさっさと次回の予約を「◯日◯時でいいですか?」で打ち込んでプリントしちゃって、はいもういいですよ、な雰囲気に飲まれ私もすごすごと診察室から出てしまいました。

 

ていうか子宮筋腫の中の何なのか、何センチなのか聞くの忘れた…というより医師から言ってくれるものだとばかり。こういうのは個人病院のほうがゆっくり説明してくれるのかもですね。MRIの説明ももっと丁寧にしてくれるんだと思ってて。

 

とにかくこの日まで相当精神的に参ってたので、とりあえず一安心ということに。…いや安心してませんけどね全く。

待合室でいきなりスタッフにMRIのデータディスクを渡されたのもちょっとびっくり。診察時に渡されるかと思った、ていうか昔通院していた総合病院ではそうだった。

 
家でじっくりMRIのデータを見ました。子宮のCが潰れたみたいな部分(子宮内宮の所)写ってる所ありましたけどね。病院で見せられたのはその1つ前の子宮が少し隠れ気味のタイミングの所のを見せられました。子宮全摘を説得するために「こんなに子宮見えないですよ」ってことでその画像を使ったのでは、と思ってしまいました。
MRIのデータはご自分でもしっかり見たほうが良いと思います。