私に子宮筋腫があるとわかったのは2023年の2月。
2022年秋頃から右鼠径部に沿ったお腹のはりが地味に痛くなり下半身のむくみも頻繁に出るようになって、通院していた医師に相談し大きな病院の消化器外科に紹介状を書いてもらいました。
場所と症状から鼠径ヘルニア疑いだったので消化器外科だったのです。
腹部触診と腹部エコーを受け、鼠径ヘルニアではないと言われました。
ちなみに大きな病院に全く電話がかからず予約が取れず、ここまでで2週間かかりました。
そして消化器外科の担当医は「鼠径ヘルニアじゃなかったので…」と、これで診察終わりです感を出しつつ「あ、そうそう。子宮筋腫があるよねぇ、けっこう大きい…(手で輪っかを作り)10cm以上…?」と。
その時スッと血の気が引くような物凄くハッとするみたいな、変な感覚になったのをよく覚えています。
頭は「そっちかぁ…」と冷静で、お腹から下は「えー?!」とビビっているような感覚。
腹部が調子悪い間ずーっとネットで女性の鼠径ヘルニアの体験記を探していたのですがなかなか見つからなくて、やっと検索にヒットした女性の方の鼠径ヘルニアのお腹画像が自分のとよく似ていたので「やっぱり鼠径ヘルニアかぁ」と思いつつも、症状を見ると微妙に違うため判断がつかず。子宮筋腫や卵巣嚢腫の可能性も考え、症状や体験記のブログも読み込んでいましたがこれまた症状や状態が自分とは微妙に違う。
子宮・卵巣の可能性も考えつつ何故婦人科へ行かなかったのかというと、お腹の違和感以外無症状だったからです。以下書き出してみます。
・不正出血全く無し
・生理痛そこまで重くない(むしろ30代前半に酷かった、鎮痛剤が効かない時もたまに)
・経血量そこまで多く感じない(若い時が酷かった&貧血持ちだった)
・血液検査で貧血無し
・経血の塊ナプキンに無し(トイレでは出てたかもしれない)
・膣や肛門に突き上げるような痛みなし
・便秘無し
・頻尿に関しては小さい頃からトイレ近かったのでそこまで異変を感じず(ちなみに両親も若い頃から何度もおしっこに行くというトイレ近い家族でした。たぶん自律神経)冷え性持ちだったので冷えて冷えて…と思っていた。
お腹の違和感も、恥骨~鼠径部近辺が何かたまにポコっと出る。何これ筋?おなら?という感じでした。しかもそのポコは小さくなったり少し位置が変わったりしていたので、「筋腫なら動かないよ」と医師に言われ様子を見ていました。
あとは腰~太ももが43歳頃からやけに太って来ていました。年齢もあるし運動不足だし、と思いつつも元々少食だし甘いものもめったに食べないので何でこんなに太ってる?とは思っていました。さらに母親から「父方の体型にそっくりなのよw」と会う度に言われていたので、遺伝の体型なのかと思っていました。
ただ排卵期に毎月具合が悪かったので婦人科も行かないとなとは思っていましたが、何せ流行り病が怖くて緊急を要する症状以外で病院に行きたくなく…。それに、過去に行った婦人科は嫌な思いをした所ばかりだったので良い病院を探したいと口コミを延々と見てる間に月日は流れ、良さそう!と思った病院の予約ページに行くと初診2ヶ月待ちで。そんなこんなしているうちにこんなことになってしまいました。