「…ありがとう」


本当は気づいていたのかもしれない。


タカトの気持ちに。



「…ほんと、助けられてばっかだよね。小さい頃から嫌なことあったら慰めてくれたし、今だって愚痴いっぱい聞いてくれてるし。いつも隣に居てくれて、私の気持ちを考えてくれる。タカトの優しさが無かったら乗り越えられなかったこともたくさんあるよ」

「僕はそんな優秀じゃない」
「そんなことないよ。私にとってタカトは大切な存在なの」


私は幸せだ。こんなにも想ってくれる人がいて。ずっと見守ってくれている人がいて。この好意を足蹴にする人はバカだと思う。
「…でも、だからやっぱり、タカトには友達でいて欲しい。今は友達として、私の傍に居て欲しい」
本当に私はバカだ。これで嫌われても仕方ない。でも、今のふわふわした状態でタカトの真剣な気持ちに応えることのほうが嫌だ。



この決断が正しいのかは分からなかった。


でも私は正しいと信じた。





7話更新。rilyです

タカトくん頑張ったのに…泣

(そう思うなら成就させようよ…)

まぁ、そんなに甘くはないのです

最終話まであと少し!

お付き合いよろしくおねがいします