ファンサービスについて。
このファンサービスについては競技を超えて、どんなスポーツでも抱えている問題だと思います。特にプロスポーツではファン=顧客という考え方も成り立つので、ファンサービスの改善というのは最重要課題になっているでしょう。
この前テレビを見ていたらジャイアンツの長嶋(息子)がアドバイザーのような役職について、ホークスのキャンプ地をたずね、ホークスのファンサービスがどうやって行われているかの調査をしていました。一般の人を捕まえて(?)インタビューをして「なんでジャイアンツのキャンプには行こうと思わないか?」とか質問して生の声を聞いたりなどして、いろんな努力をしているのがその番組を通じて伺えました。プロでも「どんなことをしたらファンが喜ぶのか?」ということを必死に模索しているのに、同じようなことをアマチュアスポーツに求めることはなかなか難しいですが、ファンが離れてしまえばリーグそのものの存続も危ぶまれてします。できる範囲で精一杯のことをやっていってもらうのは必要でしょう。
■量より質?■
一番のファンサービスってなんでしょう?
これはファンそれぞれが「何に対してのファンなのか」によって求めてくるものは変わってきます。例えば、選手個人のファンであれば一緒に写真を撮ってもらうとかサインをもらうとか。チームのファンであれば、チームが勝つことであったり。
よく挙げられることの中にサインや一緒に写真を撮ることを積極的にすること、というのがあると思います。確かに、選手にサインをもらったり写真を撮ってもらったりするとうれしいものです。この前のリーグを母親と一緒に見に行ったときに母親は全日本に選ばれていた山本選手や甲斐選手くらいしか知らなかったのですが、母親が試合をみてあるセッターの選手の動きが気に入ったらしく、試合後に声をかけてその選手にサインをもらったときはすっごく喜んで一気にその選手のファンになっていました。こういった1対1でのサービスというのはいいと思うのですが、流れ作業で行われるような握手会とか、あれはどうかと思います。私個人的に。
この前のVリーグの優勝決定戦と3位決定戦を埼玉に見に行きました。そのとき3位決定戦後に、松下電器とJTの選手による握手会があったんです。多分知ってる方も多いでしょう。その握手会はアリーナの外の普通の通路(なんていうんですかね、ああいう場所)でやっていて対象外だった私も外からその様子を見ていたんですが、ほんと流れ作業で行われていて。なんかすごく機械的で気持ちがこもっていないとまでは言いませんが、もし私が握手できるとしてもあまりうれしくはないかも…と思ってしまいました。それでもいいから少しでも選手の近くに行きたい!という人もいると思います。そういう考え方ももちろんあるでしょう。ただ私個人としては、量より質ではないですが、1対1で対応してくれるサービスの方がうれしいです!
また、この埼玉で行われたイベントに関しては基本的に「どうなの?」と思うことの連続でした。協会側もがんばって企画を立ててくれたのだとは思いますが、一ファンとして言うならばもっと考えて企画を立てて欲しかったです。握手会の形態に関しては賛否両論あるとおもいますが、試合に負けて4位となったチームに握手会の参加を要求するのはどうなのかなぁと。パレードもそうですね。優勝したチームとしてはいいかもしれないけれど、ましてや2位となったチームが試合直後どんな心理状態でいるのかを考えたら私はパレード参加を要求できないと思います。むしろそのパレードを見ていてあまりいい気分にはなりませんでした。ファンを優先するのか、それとも選手を優先するのか、この議論はとても難しいものではあると思いますが、今回に関してはもうちょっと改善の余地は会った気がします。
■情報提供■
そして、私が一番バレーのファンサービスという点で求めていることは情報提供です。それは試合の結果がどうなったとか、練習はいつ見学できるとかそういう単純な情報でいいんです。正しい情報をしっかりとわかるようにできるだけ早く伝えて欲しいと思います。さっきも挙げた3位決定戦の握手会も、最初ウェブサイトでこのイベントがあることを知ったときは全員参加できるものだと思っていました。しかし、当日会場にいくとアナウンスで限られた人のみが参加できるとのことが流れたんですよね。どうやら張り紙でその旨は会場に掲示してあったらしいのですが、私はそんなのどこにあったのかもわかりませんでした。もし、このイベントに誰でも参加できる、と思って期待しながら試合を見に来た方がいたらその人たちにとってはかなり不親切なファンサービスになっていたんではないでしょうか。ファンサービスというのはこういう情報がちゃんと伝わっている上でちゃんと成り立つものですからね☆
そういう情報以外にも選手がファンに対してどう思ってるのか、どんな気持ちで日々バレーに取り組んでいるのか、そういうことを知ることができるとすっごくうれしいです。だから、今回こうやって小林選手、北川選手、森田選手、大山選手が個人のブログを持ってそれぞれの言葉で情報を発信してくれるのは私にとってはかなりのファンサービスでした。こうやって選手がバレーに対して、ファンに対して思いを語ってくれることでファンの側もそれに対して「どうしたらいいか?」と考えるきっかけにもなります。何より「ファンのことを忘れてないよ」という意思表示はファンとしても何よりも励みになるんじゃないでしょうか。いいバレーを見せることがファンサービスという意見に私も賛成です。しかしそれプラス「応援ありがとうございます」という言葉以外にもなんかもうちょっと新しいことをやってもらえたらなぁと思います。こういうブログみたくね。なんか「応援ありがとうございます」という言葉、いい言葉ですがあまりにもいろいろなところで言われている言葉なんで聞きなれてしまったような気がするのは私だけでしょうかねぇ。…なんか極端でかなりわがままな意見のようになってしまいましたが…決して悪意があるのではないことはわかってください!!
ちょっと今回は私のわがままだったり、厳しいことを書いてしまいましたがこういう風に考えてるヤツもいるんだなって位に考えて読んでもらえたらうれしいです。
小林選手のブログにトラックバックさせてもらいました!