東京都の石原慎太郎知事は20日、この日開会した都議会定例会の所信表明で、「オリンピック開催を起爆剤として、日本を覆う閉塞(へいそく)感を打破するためにも、日本の首都である東京に招致したい」と述べ、2016年の夏季五輪招致を正式に表明した。
(asahi.com 9月20日より引用)
約10年後にオリンピックですか!!東京生まれ東京育ちとしてはこれが実現できたらとてもうれしいですね!しかし東京と同じくして福岡も候補としての意欲を示しているようで…。しかし、母国でオリンピックが開かれるのはそうそう見られることでもないので、どちらに決まってもうれしいことです。
しかしこんなニュースがある一方で、2016年に東京で開催するのは無理なんじゃないかという声も出ているようです。今のところオリンピック(夏)の開催が決まっているのは2008年の北京。そして2012年のロンドンです。アジア、ヨーロッパと来てその次にまたアジアというのは無理なのではないか?というのがその理由らしいですが、そういわれると「ごもっとも」という感じでもありますね。アメリカ大陸かアフリカ大陸のどちらかが候補となるんじゃないか、という声が現実的のようです。となると実際に狙うのは2020年になるんでしょうか??あと15年後かぁ…遠いなぁ。
石原都知事が今回、オリンピックの誘致に乗り出した背景のひとつとしてさまざまなスポーツ施設の建て直しを狙っている、というのがあるそうです。もしオリンピックが開かれるとしたら使用されるであろう神宮エリアにある競技場はかなり古くなっています。たぶんオリンピックをしなくともいつかは改修が必要となるんですがとても都の予算だけではそれはまかなえないというのです。なので国から予算をもらえる「オリンピック事業にしよう!」ということらしいですよ。もちろんそれだけが誘致の理由ではないとおもいますが…。なかなか考えますねぇ!
新しく公共事業を行う場合、しっかりとした将来性のあるプランが必要になってきます。その場しのぎで「オリンピックのためだけに作りました!」ではオリンピックが終わった後の使い道がなくなってしまいますよね。維持費とそれに見合う収入を得られるのか、とか施設を利用するひとがいるのかなどなど。つい最近終わった愛知の万博も、万博用に作られたモノレールの利用客が早速減ってしまった、というニュースを見ました。そういうリスクもしっかりと予測しておく必要があります。そうじゃないと税金の無駄使いになっちゃうし。
こういうことを考えると、ただただとにかく誘致しよう、というだけでは済まなくなっちゃいますね。
