長男が生まれてくれた時は、感動と絶望が入り混じった複雑な気持ちになった。
子育ては、壮大なおままごとをしている気分だった。
子どもを産んだからとて、理想の母親になれなかった。
子どもは自分勝手だし、世話してあげないといけないし、自分のペース乱されるし。
「愛してるよ」なんて、絶対言えなかった。
自分が言われたことなかったし、それを私が言葉にしたら、思ってないことを言うような、嘘をついてしまうような罪悪感に襲われそうだったから。
ギューってするのも抵抗があった。
幼少期から、触れられることが嫌だったから。
でも、今は愛しい気持ちが溢れてる。
子どもが笑っても泣いても、喧嘩してても何しても可愛い。
ずっと触れていたいし、ギューってしたら温かい気持ちになる。
子どものあれこれに感情を振り回されることがなくなったし、穏やかな気持ちで見守ることができるようになった。
「愛してるよ」って自分にも子どもにも言うし、子どもも時々「お母さん大好き」って言ってくれるから、「大好き」をお返しする。
過去に描いた理想の母親ではないけれど、私は今幸せだ。
本当に不思議だ。
これが世のお母さん（心が満ち足りている方々）の感情なのかと、遅ればせながら噛み締めている。
目の前で起こっていることは同じというか、1人から2人、3人に増えたから大変なはずなんだけど、愛しい気持ちは今のほうが断然ある。
自分と向き合うことが何よりも最優先だった。
向き合うって言葉だけでは全然やり方が分からなかったけれど、実際に自分でやったことで、向き合うってこういうことだったのか！と魂が喜んでいた。
物事の見方が変わった。
人の考えに左右され過ぎなくなった（時々左右される。そういう時は深呼吸して自分と繋がって落ち着くようにしてる）。
世界がまるで違うように、明るく感じられる日がくるとは、過去の私には想像できなかった。
でも、ずっと求めていたことだから、本当に嬉しい。
夢は諦めなければ現実になる。
最近また焦りが出始めているけれど、今日やれることをやるしかないから、今日も頑張った！と自分にマルをするようにしてる。
一生懸命生きていることに変わりはない。
ないものより、あるものに目を向けよう。
生きていることに感謝。
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人と違うことをチャンスに変える
陰キャラお母さんの潜在意識解放セッション
YOSHIE