時々やりとりをしている恩師がいる。


専門学校の時の先生だ。


その専門学校は父親が情報をくれて通わせてもらった学校だ。


当時あまり知られていなかった科ではあったし、私みたいに他の短大から入る生徒の前例がなかったから、改めて父の情報収集力は凄かったんだなと思うし、感謝している。


恩師は元看護師であり、専攻科の長であったにも関わらず、どこかぬけていて(ぬけ過ぎていて大丈夫かな?ってなるくらい笑)チャーミングで、それでもって多才で、みんなから愛される存在だ。


専攻科が閉科になったのをきっかけに退職され、それを機に全卒業生と繋がれるグループLINEをつくってくれたので私も入っている。


おかげで疎遠になっていた同級生とも16年ぶりの再会を果たすことができた。


先生は専攻科の時から私のことを気にかけてくださっていたが、在学中はお忙しく、私自身も当時人間恐怖症な感じがあって周りと距離をとりがちだったので、あまりお話できなかったのだけと、卒業してからもやりとりをさせてもらえているのは、先生のお人柄のおかげだ。


昨日着信があったので、久しぶりにいろいろ話した。


娘が不登校になったと話したら、深刻になるでも無理に明るく振る舞うでもなく、そうなると思ってたよねとナチュラルに反応し、優しく包み込んでくれた。


先生はあまり会っていないのに、私や子どもたちのことをいろいろ分かってくれている。それでいて安心するからなんでも話せる。不思議だ。


娘は不登校にはなったけれど、代わりに放課後デイサービスで楽しく過ごせたり(この前見学に行って体験をしてみた)、デイケアに通うきっかけにもなったから、娘が楽しく過ごせる居場所が増えればいいなと思う。


いつも気にかけてくれている人がいるというのは本当にありがたい。


同じような境遇の方々に、そのような心の支えとなる存在がいないのであれば、自分がなれたらいいなと強く願う。


少なくとも私は、恩師に出会う前はそのような存在に出会えず、ずっと1人で悩みを抱え込み、孤独を感じて生きてきたから、子ども時代に心に寄り添ってくれる大人になりたいなとはずっと前から思っている。


私に何が出来るか分からないけれど、今それを模索中。


私も将来、先生のような愛と光の波動で周りを自然と笑顔にし、幸せにしてしまう、そんな存在になりたい。