最近、他人の言葉や反応がだんだん気にならなくなってきた。

自分にとってはものすごい変化で、自分でも驚いている。

今娘の肌荒れがひどいので、会う人会う人に指摘されたり心配されたりすることが、ちょっと前まではすごく嫌で外出が億劫だった。

特に顔だから、目に見えて周りと違うこと、見るからに痛々しい状態に対して、自分が一番苦しんでいたからだと思う。

でも、それに対して、自分が恥だと思っているんだ、その一部分のせいでありのままの姿を受け入れられないと思っているんだと知った時は衝撃で、もうその不要な思い込みは手放そうと思った。

そして、自分の怒りの投影だとも知った時は、申し訳なさがありながらも、娘に対しての「どうして⁇」という思いはスッと消え、娘を心から愛おしく思えた。

その矢先に、買い物をしていたらどっかのおばあちゃんから急に「どうしたの⁈」と声をかけられた。

何かな?と思ったら、娘の顔を見てのその言葉だった。

今までの私なら、表面では平気を装いながら、心では自分をひどく責めて、娘を責めては落ち込んでいただろう。

でも、そのおばあちゃんに対して、「あ、アトピーなんです」とさらっと適当に返してその場をあとにした。

後ろからは、「可哀想に…」というおばあちゃんの声が聞こえたが、何も感じなかった。

その声かけ、いるかな⁇

今、娘の顔は劇的に良くなっている。

2歳の頃からお世話になっている療術院にも相談し、内側からも外側からもケアして、そして私自身の心のケアも合わせてしているからか、日に日に改善していっている。

もう外出がこわくなくなった。

私には、いろんな方から教わった知恵というお守りがいっぱいだ。

ほんとにありがたい。

もっと心をラクに、もっと明るく幸せな未来のために、そして、いつか自分の経験がどなたかのお役に立ちますようにと願って、今を大切に生きていく。