今日は、障害者総合相談センターのセンター長に、座談会に参加していただきました。


座談会といっても、私一人で始めた小さな会です。


そして、参加者のお母さんは約1名です。


なので、座談会はセンター長、私、もう一人のお母さんでやりました。


結論から言うと、感動しました!


熱い心は人を動かすんだなと、今日身をもって体感しました。


センター長はとても熱い方で、昔矢沢さんの大ファンだったらしく、当時は髪型も凄かったのだとか…笑


それはさておき、私ともう一人のお母さん(以下Yさんとします)が質問をしたことに対して、本当に丁寧に分かりやすくお話してくださるし、「こんな初歩的なこと聞いていいのかな…?」ということに対しても、優しく教えてくださいました。


一番感動したのは、お話するのがちょっぴり苦手で、受け身なYさんの相談に対して、真摯な対応をしてくださったことです。


私はそのお母さんの相談内容を聞いていて、正直ドキドキしていました。


このやりとりに終わりはあるのだろうか…お子さんのことで将来への不安がとても大きいYさんの気持ちが、こんな2時間ばかりで楽になれるだろうか…と。


しかし、Yさんも諦めませんでした。


何度も何度も、センター長に不安要素を確認しては説明してもらい、最後には表情がパァッと晴れ渡る瞬間がありました。


それは、お母さん同士で愚痴り合っていただけでは、決して良い方向には進まないであろう案件でした。


センター長だからこそ、障害者向けサービスの歴史のことや、センター内で働く方々の事情などを把握した上で、Yさんを急かすことなく言葉を待ち、根気よく分かりやすく、何度も重複しながらも説明してくださったおかげで、Yさんの悩みは解消されました。


解消といっても、今後の課題はありますが…


それは、サービスを受ける側の“伝える勇気”です。


医者や先生、発達障害児の相談員に対して、保護者はどうしても受け身になってしまい、言われたことに対してモヤモヤしたとしても、なかなか「今の言い方は不快です」なんてその場では言えない…。


ましてや、我が子についている先生や相談員となると、我が子が人質のように感じてしまって、真意を聞きたくても聞けない…と、Yさんが言ってました。


私自身も、市役所の方や先生方に対して、不信感が募っても、じゃあこちらからアクションしたかというと、中途半端に動いてはすぐに諦め、どうせこの人たちに言っても無駄だと勝手に判断し、お母さん同士で愚痴ったり、当の本人のいないところで話題にしているばかりでした。


相手を悪者にするのは、ラクだし簡単な逃げ道かもしれないけれど、それでは結局現実は何も良くならない。


サービスを受ける側が、相互関係を持つ意識が必要だなと感じました。


しかしこれは、どの人間関係にも言えるよな、と思いました。


センター長は、「市の職員も相談員も人間です。完璧な人間はいない。不快な表現があったのなら、それを直接伝え、一緒に育ててください」というようなことを言われました。


将来的には、市役所と市民が手を取り合って、信頼した上で相互関係が円滑にできているのが望ましいなと思いました。


そのためには、やはり今起きているっぽい市役所内でのゴタゴタ(結局どこの課が責任を持つか?的な)が気になるので、民間ですが大きな団体の会員になった(市長とも繋がっている)ので、その権力にあやかりながら(笑)、一つひとつ解消していきたいと思います。


今できることからコツコツと。