夫の病気のことが気になるので、旅行などの遠出は控えていますが、サザンオールスターズの茅ヶ崎ライブは行ってみたく思い、ファンクラブにも入りチケットを取ろうとしましたが、あえなく落選。近くの映画館での、2日連続ライブビューイングとなりました。
サザンオールスターズは、私達よりほんの少し上の世代ですが若い時代からずっと同じ時を生きてきた感覚で、いつも身近にサザンの音楽があって、励ましてくれたり、楽しませてくれたり、感動させてくれたり、笑わせてくれたりしてました。
昨年の12月に、東京ドームでの桑田佳祐さんのライブを見てからは、よりいっそう桑田さんや、サザンオールスターズが好きなのだと自覚しました。そして、3月には原由子さんの鎌倉ライブを、映画館でのライブビューイングでしたが見てからも、桑田さんと原さんの理想の夫婦の姿に、私の夢を投影させているような感覚になりました。
それまでは、20年来、ポルノグラフィティのファンだったのですが、何となく共感できるものがなく、何か違うなと感じるようになってしまいました。
それは世代の違いもありますが、これは夫が病気になって、実質ひとりで生きていかないといけなくなったからかもしれません。日々の生活で共感しあえる相手がいない身には、サザンの音楽は長年の記憶とともに身に沁みます。
「いとしのエリー」で、桑田さんが最後に「エー、リー!」と歌い上げるところでは、涙腺が崩壊しました。
桑田さんはほんとに天才ですね。日本の宝です。
この二日間、夫は体調を崩すことなく、ゆっくりライブビューイングを観させてくれて感謝です。