6月24日、Kアリーナ横浜で行われた、竹内まりやさんのライブを観ることができました。11年ぶりの本当に貴重なライブでした。
昔と変わらぬ魅惑的な声に圧倒されました。美しくて、スタイルも良くて、ハンサムウーマンという感じで、しかも気さくな人柄で、MCもとても上手で素晴らしかったです。
70歳になったばかりと言うけれど、30代くらいに見えます。外見だけでなく、歌声がCDと変わらないパフォーマンスで完璧でした。
①アンフィシアターの夜
②家に帰ろう
③マージービートで唄わせて
④Forever Friends
⑤歌を贈ろう
⑥五線紙
⑦リンダ
⑧ブルー・ホライズン
⑨象牙海岸
⑩元気を出して
⑪告白
⑫静かな伝説
⑬カムフラージュ
⑭幸せのものさし
⑮J‐Boy
⑯プラスチック・ラブ
⑰人生の扉
⑱駅
アンコール
⑲All I Have To Do Is Dream
⑳September
㉑不思議なピーチパイ
㉒いのちの歌
「リンダ」では、夫の山下達郎さんとコーラスの方とでのアカペラがあったり、「プラスチック・ラブ」では達郎さんのソロパートに客席が沸いたり、アンコール1曲目では、まりやさんと達郎さんの美しいデュエットが聴けたりと、まりやさんいわく、『一粒で二度美味しい』ライブでした。
バンドマスター達郎さん率いる、バンドのメンバー紹介を、まりやさんがとても丁寧に心を込めてされているのが印象的でした。どこ出身で、どんな活動をされていて、おすすめ曲、いつどこで今度ライブがあるのでよろしくなどと懇切丁寧に話されていました。
「どうぞ座って聴いてください。高齢者に優しいライブになっています」
と、笑いをとりながら最初に言ってくださり、アンコールまではゆっくり座ってじっくり聴けたのも良かったです。
アンコール最後と思われる「不思議なピーチパイ」で、バンドメンバーと一緒にあいさつして、ステージをはけたあと、そのときまでカジュアルな恰好をしていたのに暗くなってまたライトがついたときに、一瞬で青いロングドレス姿になり、「いのちの歌」を最後に歌われました。
「いつかは誰でも この星にさよならを
する時が来るけれど 命は継がれていく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと
そのすべてにありがとう
この命にありがとう」
こころに沁みました。
年配夫婦で来ている方が多かったように思われましたが、私は32歳の息子と一緒に来れて、息子もとても感動していました。半分くらいは曲も知っているとのこと。
竹内まりやさんのライブは、私が大学生のとき以来です。大学祭で聴くことができました。その時は知らなかったのですが、亡き夫もそのライブ教室にいたと言っていました。それが40年以上も前のことなので驚きです。まりやさんの歌声は今も素晴らしい上に、人生の深さを感じさせてくれます。
この日、サザンオールスターズの桑田佳祐さんも同じ会場で観ていたとのこと。ラジオで言っておられました。同じ空間で、同じ感動を味わえたことにさらにさらに嬉しくなりました。
ライブのおみやげ。サインはまりやさんの直筆で、山下達郎さんのライブ会場で、アルバム予約の特典でもらったもの。