夫の地元出身ということもあり、夫が応援していた、いきものがかり。
私も何度も一緒にライブを見に行ったことがありました。
今回3回もチケットの抽選に落選していたのですが、何と最後の一般発売で注釈付きチケットをゲットすることができました。注釈でもなんでも見られればいいやと思い、横浜桜木町のぴあアリーナMMに行ってみると、ステージ右袖のほとんど最前列に近い素晴らしい席でした!
白いロングドレスで現れた吉岡聖恵さん。スポットライト一つのなかでしっとりと「誰か」を歌い始めました。ほんとに心に沁みる歌声でした。その次に「ありがとう」。この歌は夫のお葬式のときに、夫に聴かせました。ありがとうと伝えたくて・・
コイスルオトメ‐激情編‐、笑顔、YELL、運命ちゃん、じょいふる、ブルーバード・・みんな素晴らしい曲で、泣いたり、笑ったり、踊ったり。
いきものがかりの原点である、SAKURAは、心の奥底まで感動しました。夫の地元の風景が曲に織り込まれていて、小田急線の桜が目に浮かんできました。
そしてアンコールでの「風が吹いている」の、会場全体での大合唱。
たぶん夫も私も一番好きな曲である「帰りたくなったよ」。
「帰りたくなったよ、君が待つ家に。聞いてほしい話があるよ。笑ってくれたらうれしいな」というフレーズで最高潮に達して涙腺が崩壊しました。
夫が亡くなる3週間ほど前に、「今年の正月はどうするの?」としっかりした声で私に聞いてきたのを思い出しました。そして本当に最後に帰りたかったのだろうなと泣けてしかたがありませんでした。
最後にダブルアンコールで、水野良樹さんがピアノを弾いて、吉岡聖恵さんと二人だけで新曲を披露してくれました。
いきものがかり結成25周年で、11月2日に武道館で二人だけで、路上ライブ風に弾き語りライブをするのだそうです。
夫と心のつながりが持てる素晴らしい曲をたくさん聴かせてくれて感謝です。
私も夫も大好きな、槇原敬之さんからもお花が!
帰りの横浜みなとみらいの夜景は最高!一緒に見たかったなぁ。