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「前頭側頭葉変性症の夫と私」ひまわり日記

マリーンズ、野球大好き。MLBをはじめ、スポーツ全部好きです!夫の難病(前頭側頭葉変性症)に悩み苦しみつつ、息子の心配事にヤキモキしておりましたが、夫は2024年1月に永眠し、息子は2025年に入って結婚。私の人生これから楽しむよ!

今までは、茅ヶ崎ライブや、ロッキンひたちなかでも、映画館のライブビューイングでしたが、ようやく生のサザンオールスターズを見ることができました。

 

仙台の1日目でしたが、なんと出がけに東北新幹線運転見合わせのニュース!3時間遅れでやっと動き出した、超満員のはやぶさに立ちっぱなしで乗り込み、ライブになんとか間に合いました。

 

ファンクラブに入って、十数か所エントリーしてやっと一つ当たった、宮城セキスイハイムスーパーアリーナでした。こんなに苦労して見れるとは、サザンオールスターズは、ほんとに貴重な存在なのですね。

 

前半は3月19日にリリースされるアルバム、THANK YOU SO MUCHからの楽曲、後半は超人気曲を中心に、とても懐かしいレアな曲も聴けて本当に感動して、楽しかったです。

 

 

アリーナ席の後ろのほうだったので、みんなが立つとほとんどステージは見えませんでしたが、生の声と演奏が聴けるのは素晴らしいです。

 

 

そのほか2月は、ウクレレの発表会、ユーミンの苗場最終日のライブ配信を見たり、ユーミン50周年のライブツアー映画での最終回応援上映に参加したり、上野の博物館での「鳥」特別展に出かけたりと、盛沢山でした。

 

その中でも一番大きなイベントは、息子が婚姻届けを出したことでした。結婚式は5月ですが、2月に入籍しました。2人がそう決めたことなので、それでいいと思います。

 

とうとう私はひとりぼっちの戸籍、住民票になってしまいました。

まぁ、自由で元気なので、セキセイインコのメロンちゃんと仲良く楽しく暮らしていこうと思います。

 

亡くなった夫も天国で見守ってくれているでしょう。

 

 

 

 

 

昨年末に、喪中のお知らせの葉書を送りました。そこに、メール等で夫の思い出などお伝えくださいと書いておいたら、たくさんの方から、メールやお手紙でお悔やみと夫の想い出を寄せていただきました。

 

特に、夫の大学のゼミのお友達や、会社関係の方から夫の在りし日の様子を伝えてくださり、皆様の心のなかに生きている夫を感じられてとても嬉しかったです。

 

また、お供え物やお花など、夫の仏前が賑やかになり、夫の写真も心からにこやかに笑っているように見えました。

 

生前、皆様に親しまれて愛されていたのだなあと、夫の人柄の良さを今更ながら思いました。私が死んでもこんなには思われないでしょう。私は世の中的には何もしていないので。

 

そして、早いもので先日、夫の一周忌を迎えました。

お葬式は、こじんまりと家族葬でしたが、今回は、「是非お参りさせてください」と言われる、夫の会社の元上司の方、息子の婚約者とそのご両親も参加いただきました。

 

お客様も参加いただいたので、少し緊張してしまいましたが、法要とお墓参り、会食と、滞りなく済ますことができてほっとしています。

 

会社の上司の方は、私と夫の仲人さんでもあり、久しぶりにお会いできて、懐かしい話もできてよかったです。

 

 

一周忌のお供え物を用意

 

この数カ月で、私の身辺も大きな変化がありました。先ほども言った通り、息子が結婚することになり、5月に結婚式を挙げることになりました。と言っても、もう二人で暮らしています。

 

そして、週に2日ほど、テレワークのときは、家に通ってくるというような生活です。息子のアパートは狭いので、二人暮らしではテレワークがしづらいようです。息子はなぜか朝昼夕と、その日は、うちで食事も食べるので、少し面倒です。(笑)

 

私はというと、セキセイインコのメロンちゃんの世話をする傍ら、音楽ライブや映画を観に行ったり、源氏物語のオンライン講座を受けたり、ウクレレ教室に行ったりと、好きなことをやっています。

 

 

 

 

何だかんだで、8月も終わりを告げようとしています。森山直太朗さんの「♪夏の終わり~」が心の中で響き始めるこの頃。やっぱりまだ暑い!暑いでなく、熱い!史上一番暑い夏のうえに相続の手続きで頭の中がオーバーヒートしそうです。

 

そんな中、8月初旬には、Zepp横浜で行われた佐野元春さんのライブに行けたのは素晴らしかった。かっこよかった!

来月は、山下達郎さんのライブに行きます。ほんとにご褒美のようにチケットが当選したのでありがたいです。

 

パリオリンピックも素晴らしかった。開会式はパリの街全体を見ることができて、旅行に行ったようでした。そして歴史を知ることができました。パラリンピックも楽しみです。

 

夫の初盆で、お寺の盂蘭盆会お施餓鬼に参加。お墓参りをして、夫を家に連れ帰り、家族でお食事会をしました。升本のお弁当美味しかったです。

不動産の相続登記は、無事に自力で完了することができました。申請書を法務局に提出するときに、相談できるように予約しておいて、土地の登録税の金額で少し手直しがあったものの、その場で訂正して提出。後日、登記完了証、登記識別情報通知書も受け取ることができました。今はインターネットで調べられるので、そんなに難しいことではなかったです。

 

今取り組んでいるのは相続税の申告です。有価証券や預金、現金、

その他の財産、不動産と、ごちゃごちゃしたものを品目別にまとめて、これは相続税に当たるのか色々頭を悩まし、調べたりで頭がパンクしそうでした。

 

その中で相続財産に当たると思わず、私が勘違いしていて、意外だったのは、夫の企業年金と個人年金保険です。

 

夫の企業年金は、みなし相続財産に当たるとかで、年金形式でこれからもらう分を計算して相続財産に含めなければいけないと。ただし、所得税はかからないのだそうです。

 

個人年金保険は、死亡保険の非課税枠(500万円×相続人の数)に含まれるのかと思いきや、生命保険でないので、その他財産に計上しないといけません。

 

そのほか、還付された税金や、払い過ぎになっていた国民年金保険料の戻りも忘れずに入れるのです。

 

宅地の評価額の計算も、奥行価格補正率とかを確認して、色々な式に当てはめて計算しないといけません。数学や図形に弱い私にとってはこれが一番の難関でした。

 

分からないことは、兄に聞いたり、ネットで調べたり、国税庁のナビダイヤルで聞いたりして、何とか謎が解けました。

 

「相続税の申告のしおり」にはすべてが書かれていないので苦労しました。あと少しでまとまりそうです。10カ月以内に相続税を納めるというのは、かなりハードですね。私のような、相続関係がシンプルな者でも大変です。しかも、令和6年のしおりや申告書が出てくるのが8月以降なので、1月に亡くなっている人には、2か月くらいでまとめないとタイムオーバーで延滞税になってしまいそうです。というか、配偶者は非課税なのですが、息子が納める分ですね。