この前、バスの中で1歳児くらいの子どもに恐ろしいほどに冷静に言葉を発している親子に会いました。


お母さんは、常にイライラしているオーラがバンバンに出ていて、子どもはそれにきを使っているのがはたから見てもわかるくらい。。。


しばらく会話を聞いていると、子どもが一言「おかあさんが怒っているから、悲しいの。ね、元気になって」


少し文脈はおかしいけど言いたいことがすごく伝わってきました。


子どもはお母さんがイライラしているという事実が嫌、悲しいだから励まそうとして話しかける。でもそれはお母さんにとってはよりストレスのたまること。


私は最初、話を聞いていて『もっと子どもの声に合わせて優しくいってあげればいいのに』と思っていました。


でも、その子どもの言葉をきいて『お母さんも辛いんだ』ということに気がつくことができました。


子どもとずーっと一緒にいて、楽しいばかりじゃない子育てに1日中追われて、外に遊びに行こうにも公共の場で泣き出したり、ぐずったりする。


そりぁ、辛くもなります。


だからもっと余裕を持てるように工夫してあげるべきなんですよね。


家庭も行政も企業も社会の目も


人はずっと追われて生活していたら、いつか無理が出る。いつか倒れてしまう。


だから、人生には余裕が必要。


心にも体にも余裕を持たないと、考えられることも考えられなくなってしまいます


ゆとり教育じゃないけど、余裕はいつの時代も必要ですね。