脚本家 旺季志ずかです。
日本脚本家連盟から創立50周年の記念品が届いた。
ルーペは、かつてのテレビ用室内アンテナをモチーフにしたオリジナル。
脚本家ハンドブックには、97歳になられた橋本忍先生が寄稿されている。これを読める幸せ。
橋本先生は、伊丹万作先生から「テーマ、ストーリー、構成」というシナリオの三原則を徹底的に叩き込まれたとか。
黒澤明監督も作品の中身よりもこの三原則に力を入れたとある。
私も初めて小説を書いて、小説家と脚本家の書く小説の違いは、これだと実感している。
脚本の特徴のひとつに「ハコ」という構成をしっかりつくってから
シナリオを書くというのがあり、
橋本先生も、シナリオ以外のエッセイや雑文でもそれなくしては書けなくなったと書かれているが
私もそうだ。
この「構成力」が脚本家の強みだと思う。
小説は、最後までの構成を決めなくても、つくりながら書ける。
しかし、脚本家が書くとき、構成を決めてから書く習性が役にたつ。
構成を決めず書いた小説が途中から破たんするようなことがないのだ。
特に、
オクボク「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」のように
一章ごと教えがあるようなものは構成が大事だ。
サスペンスや推理小説も構成命かもしれない。
だから脚本家が描く小説は推理小説やミステリーが多いのかも。
ミステリー小説を書いた脚本家には
「破線のマリス」野沢尚さんや「アンフェア」の秦建日子さん、「犯罪者クリミナル」の太田愛さんなどがいる。
私のオクボクもなぜかミステリーの棚に置かれている書店さんもあったようだけど
私が脚本家だから、そう思われたのかな?w
確かに、いつか、最後まで構成を決めずに書いてみたいなぁとも思うけどね。
それも楽しいだろうなぁ。
ああ~~~やりたいこと、書きたいものがいっぱい。
ひとつひとつ形にしていくぞ!!!
応援してね!
今日も人生にブラボーと叫ぼう!
※ ※ ※
旺季志ずか初の小説絶賛発売中!
「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」
(サンマーク出版)
<ストーリー
青い髪に生まれた少年キラ。
その特異体質のため、両親は離婚。イジメにあっている。
ひたすら目立たないように生きているキラは、なんでも願いがかなうという
アークを求めて森の中へ。
そこで出会った老師ラオシーに導かれ七つの石をゲットする!
そこで得る「教え」は著者自らが実際に学んで使った知恵。
いまのそのままの「自分を好きになる」そのヒントが満載。
読んで笑って泣いて、使って生きる!
一冊で二度楽しい 日本初エンタメ自己啓発!
「臆病なまま進め! 怖れは夢を邪魔しない」
どんどん本屋さんがなくなってる状況が哀しく、できたら本屋さんで買ってね!
旺季志ずか公式ホームページ
#カフェでキラを読もう 遊びやってるよん