「自分に自信がないんです」


そう言うと、驚かれる。


「なんで!? 自信たっぷりに見える」とか、


「それだけの仕事をしてきたのに!」とか。


だけど、たぶん「自信」って、自分が何をしたかでついてくることもあるけど、


そういうことじゃないのかもしれないと思う。


なんにも建設的なことをしてなくて


毎日遊んで暮らしてて「自信」に満ちてる素敵女子の友達もいる。


ずっと、心の根底に「私はダメ」という思いを抱えていた。


きっと、自分でそれを大事に選んでいたともいえる。


それが私の原動力だったから。


だけど、今朝、素敵な尊敬する女性の先輩から電話をもらった。


この前会ったばかりなのに、私のことを、すごくすごく評価してくれて


大切に思っているのが伝わってくる電話だった。


そしてさっき、ハワイに住む友人から、ミラクルに感じるほどの便りをもらった。


カリフォルニアで、ある精神科医の方から声をかけられたという。


私が、その友人夫婦のことをブログに書いたことがあって、


それを読んでいたらしい。


もう10年以上前に私が書いたNHKの「パパ トールド ミー」をみて


私のファンになってくださり、


それ以降、テレビを見る時間はないけど、私の書くドラマだけは


見てくださっているとのこと。


そして、私が書いたセリフをメモリ、


講演で使っているのですって。


なんて、なんて、うれしいことでしょう。


涙が出るほど、うれしい……


勇気をもらった。


おそらく、握りしめた「自信のなさ」というキャラクターは


返上しても、いいのかな、と、思ってみたりする。


広い意識でみたら、


こっけいでしかない。


「自信なげ」を演じる私にしかみえない。


いくらリアリティが、私自身にあったとしてもだ。


大きな意識からみるとき、現実で小さく肩をすぼめる私は


いつも面白い。


私が書いているメッセージは、


みんなに書いていると同時に


自信がない私に、書いている。


「パパ トールド ミー」最終回に書いたことを思い出した。


「あなたは、本当はまんまるのお月様。


光のあたりかたで、欠けて見えているだけ。


完全な存在」みたいなことを、もっと練ったセリフで書いたような気がする。


チャンドリカという友人が伝言を預かっている先生へ


読んでいたら、どんなに勇気をいただいたか、わかっていただけると思います。


生旺季も、先生に会える日を楽しみにしています^^