最近、シミジミ、つくづく、人を育てる

ことについて熟考しています。


今まで子育てなるものはしたものの

私は自分が育つことに忙しく

人を育てることを本当にはしてこなかった

つまり「一番の苦手分野!」


自分の息子にも「背中を見て育てばいい」

というような親父的な感じできたので

脚本の弟子がいてくれたら、どんなにいいだろう、と常々思うものの

なかなか積極的にとろうという気持ちになれないできたのでした。


私には、脚本の師匠はいますが

人生一般の

それも東京で生きていくうえで

行儀作法まで含めて教えてくれる人はいなかったので

(なんせ田舎の農家の娘なので)

すべて自分でみよう見まねで

学んだような気がします。


今から考えると、東京の最初のデビューが

「成城学園」というあまりに特殊な大学だったのも

当時はものすごく居心地の悪い

劣等感ばかり感じる環境でしたが

その環境の中で、いわゆる「お嬢様」と友人になり

そのあまりの違いにタジタジになりながら

身につけていったものが、たくさんあったような気がします。

それは、私には、けっこうキツイ体験だったので

今までちゃんと考えたこともなかったのですが

ああ、あの時代に学んだことって

とてもたくさん、あったのだと、やっと最近になって気づきました。


人が育つには

育ててくれる人がいることも大きいけれど

それと同時に環境が大事だ、と、思います。


環境は、望んでも、その環境に自分が入れないということもあり、

運や、天の采配や、

自分の意思以外のことで決まることも多く

だからこそ、自分がどんな環境に今 いるのか、

それに意識的であることの

大切さも感じます。


あ~、それにしても、私、だんだん、夏休みの最終日の気持ちでいっぱいになってきました。

宿題が~~~~~~。

がんばります。