オンライン授業とメガネ | ボクシングと総合と時々タイ語inバンコク

ボクシングと総合と時々タイ語inバンコク

りくと12歳。言葉の通じないタイ人に囲まれ練習に励む日々。タイのジムに出稽古に来る日本人プロボクサーにたまに会えるのが彼にとって大きな喜びだったが、コロナで2年半一時帰国も出来ない状態に。
学校でさえ行けない日々が続いたが、海外で細々と練習を続けている

いろいろ制限を受けてる今のバンコク

明日からは店内飲食も禁止となる

学校は閉鎖され、今年ももう4月が終わろうとしているが、実際に学校に行ったのは正味で1ヶ月ほど。

ほとんどオンラインレッスン漬けの毎日となっている。

人と直接接する機会が無い日々で、外に出ることは毎日のポーりくととのランニングのみである。

去年もそうだったが、これぐらいの年齢の子でこれだけもの長期間、学校に行けないなんて…

その弊害がとても気になる。

 

弊害の一つが早くも…

先日眼科に行った。

先生から「眼鏡をかけた方が良い」と言われた。

オンライン授業のせいだけだとは思わないけど、

朝の8時から昼の3時まで、毎日iPad とにらめっこしてると目も悪くなるだろう。

りくとは、視力が0.5以下になるとプロボクサーになれないと思っている。

というのも、視力が悪い人はプロライセンスを取れなかったという昔話をしたのだが、

現在においても0.5以上の視力が必要だと、彼は本気で信じている。

というか、ポーりくとが嘘をついて信じさせてる。

正確に言うと目が悪くなるとプロになれないよ、と言ってビデオゲームを遠ざけてる。

眼科の先生から「眼鏡」と言う言葉を聞いた時、

「僕はもうプロになれない。こんなに頑張って練習してるのに…」と涙目になっていた。

(ふざけてばかりで大した練習もしていないが)

 

5月にバンコクで開催される予定だった柔術の大会に出場予定だったが、、、それもなくなった。

年に1回しか開催されない、タイ全土から猛者が集まってくる『ガチ』の大会だったので、

出てたとしても初戦で瞬殺されるのがオチだったろうが。。。

 

バンコク中の全ての公園も閉鎖され、今は去年同様に外を走っている

(ベンチャシリ公園も閉鎖中)

外を歩くことさえも慣れていない10歳児、

ましてや走らせるのはとても怖い。

ポーりくとの後ろを遅れて走っていた去年とは違い、
今ではポーりくとを置いて、一人でどんどん走っていく。
タイでは、これぐらいの歳の子が一人で走っている姿をほとんど見かけないため、
すれ違うタイ人は不安な表情で、一人で走るりくとを心配そうに見ているらしい。(りくと曰く)
りくとのだいぶ後ろを走っているポーりくとが、人とすれ違うとき、
タイ人は皆一様に"妙な笑顔"を、ポーりくとに向けてくる。
息子の後ろにちゃんと親が付いていることが分かり、子供が一人で走ってるのではなかったということで、心配から一転、安堵の笑顔となるのだろう。
 
それにしても、
いったいいつになったら学校やジム・道場に行けるのか。。。
by ポーりくと
この時期恒例の鯉のぼりが、フジスーパー1号店近く、カスタードナカムラ前で泳いでいる。
いや、吊り下げられてる。