新型コロナウイルスの感染防止のために、使う毎に碁石や碁盤の消毒をするところが多いようですね。
日本棋院の一般対局場でも、一度、というかひと組のお客様が対局した盤石は、職員さんが消毒作業をしています。
ガラス碁石なので消毒スプレーを使えますが、大変な手間だと思います。
対局中ずうっと触り続けるものでもないですし、対局の前と後に手指をしっかりと洗えば、碁石からの感染ってそんなに警戒するものではないと思いますが、中には掌の中に碁石を掴んでツボ押しグッズがわりにもみもみしたり、碁笥に手を突っ込んでガチャガチャ音色を立てるのがお好きな、変わった癖のある方もいらっしゃいますし(もちろんマナー違反)、消毒しないよりはする方が、感染対策をしっかりとしていますというアピールそして安心感に結びつくことはわかります。
けど大変そうだ。
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プロ棋士が手合(公式の対局)で使う碁石は、新型コロナウイルスが流行する以前から、ずっとずっと以前から、一局打つごとにすべてきれいに磨いています。
磨く、というよりは、表面をぬぐう、という感じです。
毎回手入れするのでそんなには汚れていませんが、それでも何十局分もぬぐうと、布が少しずつ黒ずんできます。
ということは、やっぱり汚れるのか。
上記の言は訂正した方がいいのかな...
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普段は手入れの範囲からは外れている、日本棋院の記者室の碁石も、6月の手合再開以降は磨くことにしました。
記者室備え付けの碁石は、一般対局場で使っているのと同じガラス石です。
碁盤にリモコンを載せたのはりくのらではありません。