りくのら夫はIT関連の仕事をする会社の経営と、たまに大学の外部講師として教えることを生業としております。
会社は3月の初め頃から、大学は五月の連休明けから、インターネットを介してテレワーク、リモート講義に切り替えてやっております。
会社の方は何事もなく出社していたとしても元々、社内LANに接続されたパソコンに向かって、パチパチ(タイプの音)パチパチ(打ち間違いを直すタイプの音)パシーン!(リターンキーの音)とやるのが主ですから、テレワークに移行するには最もハードルが低い業種と申してよろしいでしょう。
新型コロナのことがなくても、順次テレワークを取り入れようとしていた矢先でしたので、移行にあたってさほどの困難はなかったようです。
むしろ、自宅では買ってきたアイスクリームをしまうのは冷蔵庫か冷凍庫か、と質問してくる父親に、思いっきり軽蔑の眼差しを向けている(普段はそんなことないが、この時ばかりは)りくのら娘の中の父親株価が、テレワーク会議できびきび議事進行していく姿を見て急上昇しているのは全く悪くありません。
教養科目を教える大学の講義の方も、こっそり楽屋裏から聴講してますと、なかなか勉強になりますし、なるほどうまく教えるものだな、と感心することも多いです。
リモート講義を配信する時は、家じゅうで最も外からの騒音が届かない部屋、普段はわたしがパソコンしたり、棋譜並べしたり、ゴロゴロしたりする部屋を占領されちゃうんだ。
100人近いクラスと、20人くらいのクラスと、ふたつ担当しています。
100人の方は全員が接続完了するのに15分くらいかかるようです。
画面の向こう側にいるのが会社の同僚さんたちの時は少し気楽みたいです。
それぞれが家にあるぬいぐるみの大きさをひけらかし合うタイムらしい。
これはりくのら夫がネットで見つけてきた絵で、りくのら家の家訓に相応しいとみなされたのでダイニングルームに貼ってあります。
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りくのら夫がテレワークして、りくのら子が動画授業を視聴して、りくのらがオンライン対局しようとすると、接続が非常に不安定になります。
最も優先順位が高いりくのら夫はLANケーブル直つなぎです。
オンライン対局中、次の一手は決まりきったようなところでりくのらが長考し始めたら、それは多分接続が切れてつなぎなおしているからなんです。
本当ですよ。