土曜日の午前中、決まった用事がない時は棋譜並べ会に参加するのがこのところの習慣です。

京都にあるゼニキという碁会所にお勤めのつちだきょうこさん→の呼びかけで、同じ時間にそれぞれがそれぞれの場所で好きな碁を並べ、写真を撮り、#棋譜並べ会 というタグをつけてツイッターに投稿し合うという会です。

 

 

ちょっと拡大したスクリーンショットです。

 

 

☆o。:・;;.。:*・☆o。

 

詰碁、実戦、棋書を読むなどいろいろある囲碁の勉強方法の中でも、とにかく自分に合ったやり方、好きでおもしろくて継続できるやり方を見つけるのがなによりです、と、専門棋士の皆さんがおっしゃっています。

 

 

そう言われても、まず最初のうちは、どれが自分に合っているのかもわかりませんね。

詰碁をやろうとすればまちがえるし、対局すれば負けるし、棋書を読もうとすれば寝ちゃうし、テレビ対局を見てても寝ちゃうしね。

 

で、仕方がないからその時その時でおもしろそうなのをつまみ食いしながらやってるうちに、どうも棋譜並べは割合自分の性に合っている気がしてきました。

 

棋譜並べをするならどんな棋譜を並べれば良いでしょうかね、というのが次なる疑問ですね。

 

これも専門棋士の皆さんは、自分の棋風に合った棋士のものが良いでしょうとかおっしゃいますけど、自分の棋風なんて見当もつきません。

 

地はもちろん大好きだが、模様が大きくなるのも好き、できたら大きな模様が全部地になれば幸せ...ってそんなのは棋風じゃありません。

そういうのは妄想的願望の類で、お手本になる棋譜はたぶんありません。

 

専門棋士の対局を何局も鑑賞して、棋譜もたくさん並べてみると、なんとなくなんとなく、この棋士の打ち方は好きかもなあ、と感じてくるもののようです。

 

わたくしの場合ですと、今現在並べている棋士の棋風が好きになる派ですかな。

 

最初の頃は羽根泰正先生の高い中国流でゴリゴリ戦う碁に憧れ(しかし今思うと、恐らくこれは自分の棋風とは全然あってなかった)、次には小林光一先生の碁が良いなと思い、その次は大竹英雄先生の打ち碁集を並べて「なるほどこれが美学というものか」とわかったような気になり、呉清源先生や雁金師や林海峰先生や柳時薫先生ほか諸先生方を遍歴しております。

 

一貫したものが全く見られませんね。

 

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この前は「流水秀栄」という本から本因坊秀栄と田村保寿、後の本因坊秀哉名人の棋譜を並べました。

 

 

川端康成の「名人」や、団鬼六の「未完の譜~雁金準一物語」を読んだせいだと思いますが、実を言うと田村保寿のことがなんとなく好きになれない。

なんとなくお友だちにはなりたくないご気質に思われる。

こんな色眼鏡は棋譜並べをするには厄介者なんだろうなあと思います。

 

ファンの方、ごめんなさい。

 

明治三十一年の碁で、棋譜を見ると持碁(田村保寿の先)とあります。

 

 

整地してみました。

うん、持碁(引き分け)にならないね!

どうしてだろう!

 

取り石をうっかり碁笥に戻しちゃったのかもしれないな、と思って、もういっぺん並べてみました。

 

 

上の写真と同じに見えますね。

ということは、ダメ詰めと手入れで間違えたのかな。

 

 

注意深く手入れとダメ詰めをしてから整地してみました。

 

うん!

持碁にならないね!

 

電卓で何度計算しても答えが合わない時の気持ちになりました。

 

☆o。:・;;.。:*・☆o。

 

気を取り直して現代の碁も並べました。

 

 

会津中央病院杯の決勝戦。

若草色が藤沢里菜女流棋聖。

お名前に「菜」の文字があるので若草色を使いました。

 

対する黄色は上野愛咲美女流棋聖。

明るいお日様のイメージです。

 

 

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