月曜日は祝日の振替日、そしてゴールデンウイーク。
でしたが、よみうりカルチャー町屋の 楽しい囲碁教室 は開講でした ![]()
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休日だからと言って碁を打たずにいるわけには参りません ![]()
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教室のアタマの詰碁の問題です。
講師の長谷川喜弘先生は、出題する詰碁を選ぶに当たっては、
生徒の全員が解けない程難しくもなく、全員が簡単に正解できちゃう程簡単でもなく、
全員がじっくりと考えて、
正解にたどり着ける人もいれば、
まちがいだけれども問題集の失敗図に載っている間違いをする人もいる、程度の難易度を考えなければ…
( 問題の失敗図に載っているまちがいをしちゃうのは、考え方や筋は悪くないってことだそうです。
失敗図にすら載っていないまちがい、” OUT OF 眼中 ” はいけません。 )
考えなければ… と、アタマではわかっているのに、
教室の詰碁名人水彩画伯があんまり詰碁が得意なものだから、
水彩画伯におおう! と言わせたい気持ちで問題を選んでしまうんだって ![]()
お願い、水彩画伯!
詰碁の問題がどんどん難しくなっちゃうから、そんなに正解しないで ![]()
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だけどこの日の問題はりくのらはできました ![]()
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ニヤリニヤリ
白の断点を狙ってダメを詰めるんだよ ![]()
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さて、この日の講義の教材は、先週りくのらがノヤロウさんと打った二子局の棋譜でした。
まあ、いろいろ、いろいろあったんですけどね。
反省点とか反省点とか反省点とかですけどね。
特に左上隅の折衝ね。
りくのらが黒です。
左上隅の星の白に両ガカリしてできあがった形です。
アテコんで白に愚形に継がせたのはとっても良かったって ![]()
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だけどその後続けて打たずに、
美味しいご馳走がお皿に盛られて目の前に出されているのに、
他所のところへ遊びに行ってしまったのが逸機だったって…
上の写真のように、アテて継いで上辺の白を真っ二つに裂きながら出て行けば、
黒がすんごく良かったんですって。
と、そうなった場合の出来上がり図 ( 上の写真 ) を並べて見せられると、
ほおう、確かにこれは黒がものすごく打ちやすそうですねえ…
なんでこう打たなかったんでしょうねえ…
実戦はこうです。
左上の白のキズは放置されてます。
どうしてやっていかなかったのか、はわかってる。
自分で打った碁ですからね ![]()
アテこんで白を愚形に継がせたところで、ここの部分は充分でかした、と思ったんだよね…
それから、ガンガン形を決めて打っちゃっていいところと、
形を決めないで味を残しておくといいところの見分けがついてない。
なんとなく、最後まで打ってしまわないのが上級な気がするわけですよ ![]()
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打っちゃった方がいいのか、取っておいた方がいいのかをしっかり考えればいいんだけどね。
わかってはおるのですが…
この左上の部分は、白から打つのも非常に良いところです。
キズが残ったままですからね。
しかし片方が打たないと、なぜか相手も打たない、という現象がアマチュア同志の碁では頻繁に起こります。
黒もアテて出て行かないし、白もノビてキズを解消しない。
頼む、どちらでもいいから打って頂戴、という長谷川先生のココロの叫びが聞こえるような講義でございました ![]()
最終的には左辺でごたごたと揉めてるうちにいつのまにか白が継ぎました。
この碁は黒 ( りくのら ) が序盤で何か所も地を取って ( 二子局だから ) 結構優勢。
懸案だった左辺からの黒石もなんとなく表に出て行って取られそうもないし、
しめしめ、細工は流々仕上げを御覧じろ と思っておったわけですが、
解説を聞いてみますと実はそんな陽気でもなかったらしいです。
その理由は、黒 ( りくのら ) が優勢になれるチャンスをいろいろ逃しているから、と、
部分的にはいい手だけど、この碁の全体的な構成には合ってない仕掛けをやっちゃって
碁盤全体のまとまりが失われつつあることです。
具体的には下辺の三間ビラキに打ち込んで地を荒稼ぎしたことですが、
これ自体は大変大きな手なんですけど、
そして白の根拠も奪っていてよろしいんですけど、
それはデザートとして取っておいて、後からチャンスがあったらやればよかった。
メインディッシュはやっぱり左上の白のキズを狙っていくことで、
左上隅に両ガカリする作戦を立てた以上はそれを継承して物語を作っていくのが美しかったんだなあ…
と、なにかがわかったような、いやまだわからないような気持ちがしているりくのらでした。





