あれ? こういう時はどう打ったらいいのかな? と
同じ形ができるたびにわからなくなって、
ええっとこう打っとけ、とひねり出してはみるものの、
その後の出来を眺めるとどうやら最善じゃあなかった気がするけど、
かと言ってものすごく悪くなったわけでもないのでまあいいか、と放っておいてる形ってあるものです。
本を見たり、並べ直して研究してみたり、強い人に質問したりして、
ひとつひとつ解決していけばよろしいわけなんですが、
対局中にはそういうところがいくつも出てくるし、
打ち方をまちがえて大石を取られちゃったり、封鎖されて死活でオロオロしたり、
勝敗に結びつくような重大な検討ポイントがそれこそいくらでもあるもんですから、
ちょっと良くなかったんじゃないか程度の疑問点まではなかなか取り上げていられない。
て言うか大抵忘れちゃってる。
喉元過ぎれば熱さ忘れる、というやつですね。
で、次に同じ形が登場した時に、
あ~この形、どうやって打つかいつもわからなくなっちゃうんだよなあ ![]()
しっかり研究しなくちゃと思ってたのになあ ![]()
と反省しつつ、またおんなじことを繰り返しちゃう。
りくのらが いつもわからなくなっちゃう形 のひとつはこれ。
囲碁なさらない方には意味不明な呪文的なもの参ります。
隅の小目にケイマでかかって、挟まれた時に、
小目の石に下ツケして、
相手が隅から押さえてきて
ハネて、割り込んでアテられて、継いで、相手が継いだ形です。
この後に相手 ( 写真だと黒 ) が押してきた時にどうやって打つのか
いっつもいっつも考えちゃった挙句に大抵カケツギみたいな形に打って、
アテられて継いでなんだかなあと思う。
と思う形がちょうどネットで観ていた囲碁プレミアムの竜星戦で現れたので、
よしよし、専門棋士がどう打つかをじっくりと見といて、次からは真似してやりましょう
ニヤリ
と思ったら、そのままの形で一段落みたいで後が続きませんでした… ![]()
だけど荒川の老紳士たちは大抵この後押してくるんだよなあ…
ええっと、その後、この問題は解決しました ![]()
つまりですね、この形がわからない、と意識にのぼってきさえすれば、
後は調べたり聞いたりすればよいだけなので、
まあ問題の半分くらいは解決しているわけです。
調べたり聞いたりしても理解できないことも多々ありますが、それはまた別の問題でして。
なんとなくよくない気はするんだけれども、特に大惨事に至るわけじゃないので看過している、とか、
それ以前に、なんとなくよくない気すらもしていない、むしろこう打つ形と思い込んでいるんだけれども
実は効率悪く打ってるとか、おかしな形に打ってるとか、
そういうのが厄介なんだろうなと思います。
こういう形の時はこうやって打つ、と形で暗記するのもよくないことが多いです。
なんでそうやって打つのか、その理由も理解していないと、
似てるんだけど大事なところが ( 周囲の配石とか ) ちがう所で
ひとつ覚えの応対をしてしまってうまくない、ってことがあるからです。
しかも、自身は覚えた形で打ったんだから悪くないはずでしょ、と思い込んじゃうのでいけません。
強くなると、
こういう形の時はこうやって打つ、という目録が頭の引き出しの中に増えてきて、
よくある形のところはほとんど考えないでどんどん打って
本当に大事な難しいところでだけじっくり考えれば済むようになります。
だけどそういう目録の中にも、
実は思い込んでいるだけで最善じゃない打ち方が混ざっているかもしれないので、
やっぱりじっくりと考えて打たないといけないなあ、となんだか当たり前の結論に辿り着いたなあ ![]()


