荒川区立第三峡田 ( はけた ) 小学校のにこにこすくーる ( 放課後スクール ) に
いごいご に行って参りました。
三峡は今年度は1学期に1度の実施です。
前回は9月でした。 9月の三峡いごいごの記事
2か月以上経っている…、囲碁のルールは覚えているかな
ということで、おさらいように大盤の9路盤と赤馬、黄馬碁石を用意しました。
馬碁石をきれいに並べて貼りつけてくれたのは、
にこにこすくーるの子どもたちです。
漢字練習の宿題中だったのにありがとう
いごいご は3時からです。
15分くらい時間があったので、シールボックスを調べて遊びました。
そしたら
女の子たちがシールボックスに混じっているシールの裏紙をえりわけてくれ始めました
いごいごチャレンジノート ( 対局記録帖 ) にシールを貼りますが、
シールをはがした裏紙をゴミ箱に捨てずにシールボックスに戻しちゃう子がいます。
シール貼りに夢中になっちゃうんですね
こんなにたくさん裏紙は混じっていました。
大助かりだ
こういう、ものを整理するのを楽しくできる子は、
図書館の先生なんて向いてるかもしれないよ!
と言ったら、
「 わたし図書館の先生になろうかなあ 」
と言ってました
大盤で石の取り方のおさらいをした後、
それぞれ自分のいごいごチャレンジノートを作って早速対局開始です。
ん?
赤馬ふたつが取られそうですね…
赤馬は反撃して黄緑を取ろうとしましたが、黄緑はしっかりと仲間と手をつなぎました。
子どもたち同士で対局する時は、
どちらが先に打つか決めるのはじゃんけん、
先にいくつ取ったら勝ちにするかはふたりで相談して決めます。
りくのらはひとりずつ、陣地モードの囲碁のルールを教えました。
2年生の男の子とりくのらの、初めての陣地モード囲碁です。
はじめての対局では、終局がわかりにくいのでりくのらから
「 陣地ができあがったみたいだから、囲んだニンジンを数えてみよう! 」
と声をかけます。
2回目からは、打ちたいところがあるか聞きながら終局まで進めます。
相手が囲んだ陣地の中に打ってくることがありますが…
こういう所に打ってくるのは、相手の陣地が見えている子です。
石取りゲームからは大きく進歩しています。
自分の陣地の中のニンジンを食べちゃうのは、自分の点数が減る。
それじゃあ相手の陣地の中のニンジンを食べちゃえば、相手の点数が減るな。
と考えられる子が、こうやって打ってきます。
やがて、相手の陣地の中のニンジンを食べて、相手の得点が減っても、
その分自分の馬が取られて相手の点が増えちゃうからもったいないな。
とわかるようになります。
相手の陣地の中でも、二眼ができれば取られないのですが、
「 ななろのご 」 だと碁盤の面積が狭いので、
相手の陣地内で二眼作るのはとても難しいのです。
9路盤に進んでから、相手の陣地の中で生きるやり方をつかんでいってほしいです。
石の取り方、逃げ方に慣れてくると、
アタリに突っこんでしまうようなことはなくなっていきますが、
↑ の写真のように、
打った瞬間は囲まれていなくて、逃げ道があるように見える場所は、
打ってもいずれは取られてしまうのを判断するのはかなりの難しさです。
黄緑の陣地の中に赤が3子取り残されています。
★印の場所には赤●は打つことができません。
打ったとたんに周りを全部囲まれていて逃げ道がないからです ( 着手禁止点 )。
正式な囲碁のルールでは、こういうところに打ったらその場で反則負けですが、
いごいごでは 「 そこには打てないよ 」 と教える、
あるいは打った途端に取ってしまう、のどちらかにしています。
少し覚えてきた子には、 「 ここに打ったら反則で負けになっちゃうよ 」 と教えます。
さて、黄緑陣地に打ち込んできた赤●さんは、
黄緑 ( りくのら ) は赤●を取るために★のところに打つだろう、と思っています。
だけど打たないんだな、これが
黄緑●は★に打って赤●をわざわざ取らなくても、
もう逃げ道がない赤●はもう取られているんです。
相手に手を抜かれる、というのを理解すると、
相手の陣地に取られちゃう馬を入れるのは損なんだな、とわかります。 ( やがて )
すんごいアタリができているのがわかるでしょうか。
( 馬碁石の裏にシールを貼った面を使って打っています。 )
にこすくの先生も対局してくださっています。
2年生の男の子が、
「 先生、本気で打って! 」 と言ってきました。
りくのらが手を緩めて勝たせてくれてることがわかったようです。
「 ホントに本気で良いの? 先生強いよ! 」
「 いいよ、本気の本気で打って! 」
おお、漢ですね
そんなら遠慮なく…
ヒントを出しながらやさしく打っていると、
こうやって「 本気を出して! 」 って言ってくる子が必ずいます。
きっと強くなりますね
シールがいっぱいたまったチャレンジノート。 とりの絵もかわいいですね
表紙には自分のマークを描きます。
こんなに長くなった子もいます。
三峡にこにこすくーるではぬりえコンテストが行われているようです。
いごいご に来た子がふたりも入賞していました。
毛糸のポンポンでクリスマスリースを製作したようです。
きれいですね
アイロンビーズもやっています。
アイロンビーズ、一時はまってものすごくたくさん拵えたものよ…
三峡小には次は来年の2月に来ます。
来年度からは月に1回に増やしてもらえそうです
■□■□■□■荒川区囲碁同好会 本日の対局場□■□■□■□
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