月曜日の夕方、地元の公立小学校にいごいごに行って参りました
学校の規模が大きくて、にこにこすくーる ( 放課後スクール ) の参加人数もたくさんです。
にこにこすくーるでは学年やクラスに分かれずに一緒に遊びから、
にこすくの先生やスタッフにわかりやすいように、学年ごとに色がちがう名札をつけています。
この学校ではやわらかいビニールカバーがかかったネームプレートを
手首にゴムでつけることになっています。
この名札が、盤に置いた石にさわっちゃうと、石がずれてしまうんですね…
大人でもジャケットの袖口で石を崩してしまって、
元に戻せなくて困ってしまうことがありますね。
にはネームプレートが危なっかしい子にはあらかじめ、
「 名札、ぐっと上げておこうね! 」 と声をかけています。
いごいごをしばらくやっていると、段々ルールや打ち方がわかってきて、
しっかりと打てるようになってきます。
その時に、どんどん相手に勝って嬉しくなる子、
だけじゃなくて、
自分よりも弱い相手に教えてあげられる子がでてきます
教え方も子どもによっていろいろで、
ここに打つんだよ、と指さしてヒントを出してあげる子もいるし、
「 そっちに打つと、これが取られちゃうよ。 」
「 そこに打っても取られちゃうよ。 」
「 この辺に打つと助けられるよ。 」
と、見ていて感心しちゃうくらい上手に正解に導いてあげられる子もいます。
「 ここに打つんだよ。 」 と教えてあげられる子は、
自分で正解がわかっている子です。
直接答えを言わないで、考え方を言葉で説明してあげることができる子は、
正解もわかっているし、どうしてそれが正解かも理解できている子です。
正解がわかって、理解できていても、
それを相手に教えられるかどうかは、囲碁の力とはまた別の大事な力だと思います。
その力は、囲碁以外の場所でもきっとその子の助けになると思います。
友だちや下級生に教えてくれる子が増えてくると、
りくのらはだんだん楽ちんになってきます
上手に打てた時よりも、
上手に教えられた時にいっぱい褒めたいと思います。