昨晩の囲碁将棋チャンネルの竜星戦の放送は、
大橋 拓文 七段 対 羽根 直樹 九段
の対局でした。
大橋さんが白番だったので、
みんなが心中期待していた
ブラックホール系の布石は見られませんでしたが、
白2はちょっとだけ珍しい高目でした。
わたくしが 「 いつか黒持たす 」 と秘かに思っている
碁敵のおひとりが高目愛好者なので、
よおし!じっくりと観て高目対策を手中のものとしましょう
と座りなおしたものですが、
高目への小目のカカリに対して、
大橋さんがあっさり手抜き。
そのまま左上隅はずうっと放置だったのでした
白がいい形勢から、黒がいい形勢へ
おもしろく進みましたが、大ヨセに近い頃に
驚きの変化が
見事なまでの振り替わりでした。
大石の生き死にがかかったコウだてに
しっかり計算して手抜きって、
理屈では理解できるけど実戦で見るとドキドキしますね
大石を捨てて振り替わった結果が
数目差の勝ちとは ...
プロはすごいなあ。