整地って楽しいですよね
わたしは整地するのが大好きです
素早く、美しく整地できると満足します
( たとえできあがったお相手の地が、わたくしのよりも大きくとも
って、ダメじゃん )
そりゃあ、自分の地の方が大きかったら、
たとえその地が、不規則な多角形や、割り切れない数に作られていたとしても、
勝負としてはうれしいのですが、
碁の勝敗はおいとくとすると、
やっぱり美しい整地はいいものですね。
プロ棋士の整地は、早いし、数えやすいし、うっとりします。
棋力が高い方は、終局前に地合いを数えて、
その時にもう、こちらに何目、あちらに何目、とわかっているから、
整地も早いんでしょうね。
わたくし程度ですと、
5×3の15目くらいかな~
あれれ、もうちょっとあるわ~
7×3-1で20目にする?
それとも他から持ってきて15目にする?
でも10単位の方が数えやすいしな~
などと、試行錯誤するわけですが、
そのやりくりが上手に行くと、また楽しからずや、なわけです。
整地が苦手、という方もいらっしゃいますね。
なにをどうしてよいのやら、みたいになっちゃうことも。
慣れると面白くなるんですけどね。
こちらに14目、こっちは27目、みたいな整地をする方は、
もしかすると2桁繰り上がりありの足し算がとても得意なのかも。
整地を楽しめるかどうかって、性格によるのかな?
わたくしは、本棚の本やCDをきれいに並べたりするのも大好きです。
なので専攻は図書館学。
( しかし部屋は散らかっている )
囲碁の本来の楽しみとは別ですが、
整地をきれいにすることも楽しみの一部にしてもよいのでは、
と思っています。
その反面、囲碁を始めたばかりの方には、
本来、囲碁の勝負には関係ないはずの整地も、
囲碁むずかしい~わからない~の一要素になってしまっているのかも。
子どもの教室や、中学生の初心者は、
とにかく境界線を動かさず陣地を整形するっていうのが難しいようです。
四角くすることに意識が行ってしまい、
境界線の石をどんどんずらしてしまう、のは、
誰でもいっぺんはやってしまいます。
なので、小学生のクラスでは、
最初は整地はしないで数えます。
( 13路とか9路なのでそのほうが簡単 )
中学生には、言葉で教えます。
境界線の石が白黒入り混じっていて、
どっちの地だったかわからなくなっちゃう、
っていうのも、多くの方が通る道なのでは。
美しい整地を目指す者としては、
境界線の石は上手に入れ替えて、
黒地の輪郭は黒、白字の輪郭は白で揃えますが、
初心者クラスでこれをやっちゃうと、
なにが起こっているのかわからなくなりますね。
でも、どこの地が自分の地だったかも、
きれいな整地も、
特殊な才能ではなくて、
みなさん、対局を重ねていくうちに
必ずできるようになりますよね
そういえば、ネットでしか打たない方の中には、
高段者でも整地は覚束ないっていう方もいらっしゃるようですね。
明日の荒川区囲碁同好会の対局会場は、
本日と同じ、峡田ふれあい館です。
明日は雨のようですがよろしければお運びください。
同好会の案内を毎回貼り付けてみることにします。
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荒川区囲碁同好会
活動場所 荒川区内ふれあい館
( 東日暮里ふれあい館、峡田ふれあい館、尾久ふれあい館、
南千住駅前ふれあい館、荒川区生涯学習センター )
活動時間 13時から17時
活動日 ほぼ毎日 ( Webページ 活動カレンダーをご覧ください。 )
( 毎日対局すれば、なんと1日約170円! )
囲碁好きな方ならどなたでもどうぞ。荒川区外の方も歓迎します。
ふた桁級の方から高段者まで、楽しく打っております。
お問い合わせはブログのコメント欄、またはメッセージからどうぞ!
見学、体験はいつでもどうぞ。直接会場においでください。
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