結果から言えば、命の危険に直面している状態ではないらしい。

 

朝の5時前に「なんか苦しい・・・」と起きたのだけど、

救急外来に飛び込むほどでもないとの自己判断だった。

念のためにパルスオキシメーターで酸素飽和度と脈拍数を確認すると、

98%の70回程度なので、とりあえず様子をみていた。

15分ほど経っても状態は変わりなく、指先がいつになく冷たいが、

体温を測ると35.9度と主人のほぼ平熱。

胃のような気がする(膨満感ってやつかな?)と言い出して、漢方胃腸薬を飲んだ。

そのあといつの通りに風呂に入って(いつもの時刻よりは30分以上早いけど)、

「朝食はパンね」と言っていたけど、

食べられずに豆乳を入れた温かい紅茶をマグカップで飲んで、

山のようないつもの生活習慣病の薬を飲んで、

出勤していった。

 

私は朝の家事をしていたんだけど、9時少し前になって電話が入った。

やっぱり体調が悪くて、

会社と家の丁度真ん中あたりの駅で我慢できなくなって途中下車した。

ホームのベンチに座って休憩していたけど、動けない・・・と。

だったら駅員さんに助けてもらうなり、救急車を呼んでもらうなりするしかない。

渋滞が無くても1時間近くかかるはず。

でも9時頃となれば絶対に渋滞だらけで、

裏道を使ってもヘタしたら90分ぐらいはかかるかもしれない。

でも「しんどいからもう少し休んで、会社は休んで、家に戻る」と繰り返すばかり。

仕方がない・・・「そっちに迎えに行くから」というと、「お願いします」と。

 

皿洗いの途中なんだけど、洗濯機が回っているんだけど、

掃除機が1階から階段を終えて2階の廊下に出しぱなしなんだけど、

そんな事は言っていられない。

爺ちゃんは既に朝の町内徘徊中だったのは幸いだった。

全部そのままほっぽり出して、主人がいると言う駅に向かって出発した。

 

40分ぐらい経った時に携帯が鳴った。

主人の携帯なんだけど、電話してきたのは救急隊員さんだと。

「駅で様子を見たようですが、状態が改善しないので救急搬送します。

行先の病院が決まったらまた連絡します」との事だった。

とりあえず最初の目的地だった駅方面に進んでいると、搬送先の連絡が来た。

行った事は無い病院だけど、ナビ子があるので問題なし。

ただし天地土地勘のない所なので抜け道は解らない。

ナビ子の目的地への直線(現在地と目的地が赤い直線で結ばれる)で、

大きな渋滞を回避しつつ、病院に到着したのは、

家を出てから90分ぐらいだった。

最初に電話を貰った位置から移動していた間違いではなかったけど、

最初の目的地だった駅よりも遠い所だったからねぇ。

自宅からまっずぐこの病院に来るのであれば、

もう少し近い道もあるけど、それでも遠い所の病院です。

 

私が病院に着いた時には「検査中なのでお待ちください」と。

たぶん主人を運んでくれた救急車がまだ救急搬送口に止まっていたので、

検査も始めた所だったのかもしれない。

1時間近く待って、ようやく主人がストレッチャーで運ばれて行くのを見つけた。

看護師さんが言うにはまだ検査は終わっていなくて、

別の検査室に移動中らしい。

それから10分ほどして、救急の処置室に呼ばれ、

医師の途中経過での説明があった。

「とりあえず血液検査と画像での確認では、

心筋梗塞とか大動脈とかの乖離ではないと思われるが、

念の為に今心臓の動きの検査をしています。

もう少しお待ちください」との事だった。

 

待ち時間って長く感じるよねぇ・・・

検査棟の廊下兼待合室にあるTVはアンパンマンが始まってもう終わっている。

失敗したなぁ・・・本でも持ってくればよかった。

遠くの駅で主人を拾って、地元付近の病院へ連れて行くつもりだったから、

本なんて持って来なかったのよねぇ。

昼近くになって、再び処置室に呼ばれ、説明があった。

 

「心臓の動きも急を要する物は見つかりません。

以前に救急車で〇市の病院にかかっているとの事なので、

そちらからデータ(循環器的な異常はなしで、鎮痛剤の点滴で改善して帰宅した)を

送ってもらいましたが、

その時のデータと比較しても循環器ではないと思われます。

で、胆のうの出口に石っぽいのがあって、胆のう大きくなっている。

血液検査でも炎症の数値が大きいので、

どこかに炎症が起きている可能性が高いです。

僕は救急医で消化器の専門医ではないので、

今は痛みは治まっているようですが、

消化器を調べた方が良いかと思います。

ここだとご自宅から遠いようですが、どこかに紹介状を出しますか?」と。

 

いつものかかりつけ医院の先生は内科の看板を出しているけど、

専門は消化器内科となっているので、そちらにかかろうかと思ったら、

入院施設がない所だと対応できないと思いますとの事だった。

えっ、そんな大ごとなの?

おらが町は医療過疎です。

一応でっかい看板を掲げている入院施設のある総合病院はいくつかあるけど、

置き場に困った年寄りを預かるのが本職のような所なのよねぇ。

盲腸程度のスパッと切って間もなく退院するのものならともかく、

そうでないものだとかなり評判悪しです。

心臓・脳の大病っぽい時には這っても隣町のエリアに転がり込んでから

救急車を呼べ!って冗談のような本気の話があるぐらいなのでね(;^_^A

 

ということで、

とりあえず検査まではそのまま担ぎこまれた病院でやってもらって、

状態によって、どうするかを考える事にした。

 

コロナも11派中だからねぇ

入院するにも色々と面倒なのよねぇ。

面会は週に1度1人15分までで、前日までに予約する。

病室には入れないので、

荷物の受け渡しなどは受付に14時から17時の間で看護師さんに預ける。

 

毎度のことながらいろんな説明があって、

「はい聞きました」って署名する書類が何枚もある。

幸い保証人は1人は同一世帯の家族でもよく(妻である私でOK)、

もう一人は世帯が違えば同居の家族でもよいと。

そこそこ呆けの爺ちゃんでもOKとの事なので、

爺ちゃんの携帯に電話して一応了解を貰って、代筆でサインできた。

家族と言えども、

やっぱり正式な書類は了解の上でないといけないと私は思っているのでね(^_-)-☆

 

これまで私がかかわった入院手続きって、義父母にしろ、母(婆ちゃん)にしろ、

みんな後期高齢者なので、限度額適用認定の手続きが無くても、

同一医療機関での請求は限度額で止まるものでした。

あっ、娘が小学生の頃に一泊の入院したけど、

それは夜中に救急搬送だったので処置後に経過観察も兼ねての入院で、

限度には遠く及ばないであろう入院だったしさ。

ところが今回は入院手続き時に限度額適用申請の話もありました。

本人も私も1泊程度で帰るつもりでいたのに限度額まで絡んでくるの?、

「こちらで対象になるかどうかを調べる事に同意

(入院の同意書にある限度額調査の欄の「はい」に〇をつけるだけ)して頂ければ、

こちらで手続きをして、限度額以上の支払いにはならないようになりますが・・・」と。

まあいいや・・・ってことで「はい」に丸を付けました。

限度額までいかなければ何も変わらないらしいし、

今回の入院に関してだけ有効らいしから、

めんどくさい申請をしないで済むなら良いかと。

 

手続きを一通り済ませて、

主人の部屋が差額ベット代1日3千円の2人部屋なので、

入院中の話も含めて病棟看護師さんから病室で説明を受けました。

大部屋だと入院時も家族は入れないらしい(コロナ第11派中なのでね)。

 

パジャマの持ち込みは禁止(病院服などのレンタルセットが1日で千円ほどかかる)

だけど、下着や肌着は自分の物を持ち込むので、

必要な物は家に取りに戻った。

 

片道1時間はかかるので、近隣の店で買うのもアリだけど、

パンツも肌着も家にたくさんあるので買い足ししたくないし、

どうせ数日前に貰ってある生活習慣病の薬とお薬手帳を

持って行かねばならないので、どのみち、一旦家に戻る必要があるわけです。

スマホの充電ケーブルも必要だしさ。

 

主人は医療保険があるから3千円の差額ベット代のかかる部屋にしたからって、

事も無げに言うのよねぇ。

3千円の部屋だとTV・冷蔵庫・Wi-Fiが無料で使えるし、

1人当たりのスペースも広いらしい。

一般的な病室にあるTV台兼テーブル兼冷蔵庫兼ちょっとした収納の棚だけではなく、

壁面収納のように洋服ダンス的な物や引き出し、本棚的な物がついている。

所詮は相部屋なので、洗面台は1つ(しかも隣の人のベット寄り)だし、

仕切りはカーテンだけどね。

 

確かに医療保険には入っているけど、

もしも胆のう炎とかとなれば1週間とか2週間とかの入院もあり得るようだし、

場合によっては手術とかって事もあるようなんだけど・・・

私とすれば入院日数の目安も解らない現状で、

1日3千円を舐めてかかっていいんだか・・・なんて思っちゃうのよねぇ(;^_^A

ランクアップは慣れやすいけど、

もしも長期になってランクダウンは不平不満が出るからねぇ。

まあ、あれこれ言っても仕方がない。

どうせキリギリス星人の血筋。

大部屋でいいだろう!って言えば不機嫌になるからさ。

 

入院手引きにある必要な物を参考に荷物を作って、

コロコロスーツケースに入れて(病室のスペースは広い)ので、

途中でクロスワードパズルの本とゴルフ雑誌を1冊買って追加して、

17時ギリギリに看護師さん経由で渡してきました。

 

あっ、入院の保証金は10万円。

これも受付で渡して、預かり証を受取ってきました。

保証金はカード払い不可で現金のみでした。

退院時の精算はカード払い可なので、

預り金は一旦全額返しもらって、カードで払う事が可能との事でした。

 

4/26(金)の夕食

・魚系スーパーで買った弁当

・同じく 青菜の辛子和え

がま口財布主人の入院騒動で夕食の支度も出来ず、

帰宅途中のスーパーで弁当と総菜を買った。

17時を過ぎていたので、品数は少なくなっていたけど、3割引きのシール付きで(^_^)v

弁当2個と総菜1個で1000円ちょい。

主人の雑誌代と差し入れの水&お茶代は家計費ではなく、ペンギン夫婦の財布から。

もちろん入院の保証金もペンギン夫婦の財布からで。

 

筋肉7/26のゆるゆるちりつも

朝の9時から夕方6時まで、主人の入院騒動と仕事の銀行ATM振込でバタバタ。

病院での待ち時間とかは長かったけど、

状態が解らない上に「こちらでお待ちください」と言われたら中座するわけにもいかず、

帰宅後に洗濯機の中で洗濯終了後にシワシワになっていた物を再洗濯。

間が悪く、洗濯物が少なめなので、タオル類と一緒に

私のシーツも一緒につっこんでいたのよねぇ(;^_^A

18時から再洗濯だと乾かないので、主人のベットを借りた(;^_^A

半分はあぶくブクブクのままシンクに放置した食器や調理器具の洗い物も

帰宅後に洗い直し(T_T)

仕方がないことだけどさ。

ということで、ゆるゆるちりつもは無しです。