首都圏の古い住宅街にあるペンギン家。
コロナ禍の少し前から家族葬が当たり前になって、
単なる隣近所であいさつ程度のお付き合いの人は
葬儀には行かないようになりつつあった。
婆ちゃんも元気だった頃からそれを希望していたんだけど、
高齢者の中にはそんな考えを受け入れてくれない人も多く、
婆ちゃんの火葬が済んで(うちは本人と家族の希望で直葬です)から、
自治会の班長が取りまとめて、班の全戸の方が自宅へやってきた。
本来なら「来てくださった」というべきなのでしょうが、
こちらの本位ではなく、今後もここで暮らすわけなので、
頑なに拒否も出来ずに、こちらが折れたので、そんな気分なのよねぇ(;^_^A
婆ちゃんより後にご隠居夫人のお1人が亡くなられたのだけど、
この時も「うちの婆ちゃんの時と同様に・・・」と班長さんが各戸を回って連絡し、
通夜・告別式が終わって数日経った土曜日に、
班の全戸の方でお宅へ行ってお線香をあげさせていただいた。
うちの婆ちゃんが悪しき前例になっちゃった感じなのよねぇ(;^_^A
で、今年は我が家が班長なんだけど、
やっぱりなぁ・・・という感じで、最近、ご隠居さんがお1人亡くなった。
爺ちゃんと同世代なので、85歳は超えているし、
この2年ほどは病院や施設で暮らしていたらしい(うっすらとは解っていたけどね)。
こうなると立場上自分の気持ちだけでは動けないわけす。
うちは婆ちゃんに香典を頂いているので返す必要がある。
だけど「ほんの10年やそこいらの間にここに越して来た若い家庭
(当人どころか孫世代よりも小さい子どものいる年齢差。たぶん挨拶程度のつきあい)」と
「60年近くご近所さんで付き合ってきた家庭
(昔は専業主婦同士でお茶飲みをしたりしていた)」を同列にするのも、
どうかと思うのよ。
だったらお付き合いの度合いに応じて、各自の判断で良いと思うんだよねぇ。
日頃挨拶程度の人なら偶然行き会った時にお弔いの言葉を送る程度でいいだろうし、
ずっと仲良くしてきた人は落ち着いた頃に個人でお線香をあげに行って、
新人後家さんとちょっとゆっくりして思い出話なんてしてきてもいいでしょうしね。
その事をご近所で今回のお弔いのあるお宅と一番仲良くしてきた人に言ったら、
「家族葬なんて言ってもそれは回りに遠慮しての事。
同居の息子一家(50代夫婦と社会人になったかならないかの子どもたち)が
いるんだから家族葬なんで出来ないでしょうよ(-_-;)」っていうのよ。
今どきは会社でも当人が亡くなったわけでなければ訃報は流さない所もあるし、
現役で仕事をしている人がいても、
職場の人は親の葬儀に来ないのも珍しくないんだけど、
ご隠居歴30年ともなると、そういう今どきの状況もご存じなく、
自分たちの時代の価値観のままだったりするようで、
当然皆さんで行くべきだと・・・(T_T)
別にお香典が惜しいわけでもないし、
お線香をあげに行くのが嫌なわけでもないんだけど、
一緒くたにみんな同列で・・・というのが、
私としてはどうもしっくりこないのよねぇ。
でも、今回は班長という立場上、
大多数を占める高齢ご家庭の意思を尊重するしかない。
葬式を終えてからなので、落ち着いた平服で良いのですが、
ガサツな私なので、礼服の次は色スーツ(明るい茶色と小麦色の1着ずつ)、
その下となると思いっきり普段着のGパンにTシャツかブラウスになっちゃう。
色スーツもちょと飾り襟がついていたりするので、お弔い関係にはそぐわない。
となると・・・礼服?Gパン?(;^_^A
前回はまだ寒い季節だったので礼服で行っちゃったけど、
今回は馬鹿暑くて、礼服というのもちょっとなぁ・・・
小一時間しか着なくてもクリーニング代が嵩むし(;^_^A
ということで、クローゼットをガサゴソして、昔の礼服を着てみた。
太って着れなくなって新しい礼服を買って数年しまい込んでいた物ですが、
生活習慣病で主治医に減量をうるさく言われて、
ピーク時よりは10キロ弱痩せたので、もしかして着られるかもと思ってね。
30~50歳ちょい前の頃に着ていたものなので、
ひざ下の長めのフレアスカート(足が崩せるようにね(;^_^A)です。
上着は若すぎるけど、下は単なる黒のスカート思えば良いかと。
ちょいとリバウンドして10キロ減でなくなって、ちょいとキツメですが、
肉がモコモコと盛り上がるほどでもなく、なんとか着られました。
ということで、あとは上ね。
ということで「ユニクロ&GU」にGO!
黒のブラウスで良いんじゃないかって事で探しました。
真っ黒の化繊に麻の混じったボタンまで黒のブラウス(半袖)で2千円弱。
ちょっとスカートと素材の違いはあるけど、
化繊が入っているので麻の感じは抑えられている。
これでいいんじゃない?(#^^#)
真っ黒の何も飾りのない地厚のエアリズムのワンピース
(魔女のキキちゃんみたいな感じ)の物があって、
バカ暑いようならこれでも良いかなぁなんて思ったけど、
ベルトでもしないとパジャマのようでもあるかな?
細いベルトでもあればちょいとウエストあたりで絞って・・・と思ったけど、
すぐに使えそうなベルトは見当たらなかった。
こっちで済めば、家でガラガラ洗濯機洗いが出来るし、
アイロンも要らないから・・・なんて思ったんだけど仕方がない。
けど、今後も時々この手の事が起きる可能性が高い。
なにせ婆ちゃんの時にうちに来たご家庭で、
80歳を超えている人が9人、爺ちゃんを入れたら10人もいるからねぇ(;^_^A
そのちょいと下の70代だって何人もいるし(;^_^A
夏の超平服の黒を持っていた方がいいかと思う。
ということで、真っ黒のブラウス1枚と
魔女のキキちゃんのようなシルエットの厚手のエアリズムの真っ黒ワンピースを
買ってきました。
両方で5千円弱。必要経費です(^_-)-☆
6/24(月)の夕食
・せんキャベツの豚巻き蒸し
・南瓜のバター煮
・冷やしトマト
・胡瓜の塩昆布浅漬け
・茄子とわかめの味噌汁
・白飯
家計費の財布は開けずの日。
私のユニクロで買った黒の平服は私の小遣いからなので、
家計費とは別勘定です。
せんキャベツを豚ロース薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)で巻いて、
耐熱皿に載せて、レンチンしただけの主菜です。
人参やピーマンを入れてもいいんだけど、
蒸したキャベツとしゃぶしゃぶ用の豚肉だけなら爺ちゃんも噛めるので
シンプルに作りました。
味ぽんをかけると思いのほかサッパリとしていて、いくつでも食べられました。
爺ちゃん用は蒸しあがってから、キッチンバサミで半分に切ってあります。
通学に2時間かかるのに自分で弁当を作っていた高校時代の友人が、
いつも弁当に入れていたのが、薄切りにして茹でただけ南瓜でした。
シンプルだけど、意外と美味しいのよねぇ。
時々食べたくなって私も作ります。
今回は主菜も蒸し物なので、少しコクを出すために、
茹でている途中でバターを1片落としてある。
軟らかくなったら、熱々のうちにザルにひろげて置くと、
余分な水分は蒸発して、ホクホクの仕上がりになる。
6/24のゆるゆるちりつも
もうじきダスキンさんの回収日なので、
爺ちゃんの部屋の棚(ベンチ程度の低さ)の裏をダスキンモップで撫で撫で。
ついでにカーテンレールの上も撫で撫で。
巾木も撫で撫で。
爺ちゃんの部屋に限らず、
なんでこんなに埃が積もるかなぁ・・・(-_-;)