トカイナカのおらが町ですが、
私が物心ついた頃、50年以上前ですが、
大きな木が沢山ありました。
農家さんもその頃はまだ結構あったし、
1本ずつの木自体はそれほど大きくなくても、果樹園も沢山あったし。
半世紀以上経過した今はどんどん大きな木どころか、
木自体もどんどん無くなっています。
農家さんは宅地として土地を売り、
屋敷森なんて残すところは僅かになりました。
敷地が100坪ぐらいある古い家が空き家になると、
2~3軒の建売に生まれ変わり、
30坪そこそこの敷地のお宅は建物と車庫や自転車置き場でいっぱいいっぱいで、
建物の無い部分をコンクリートで覆っていて、
木どころか草花の1つもないお宅が多くなりました。
個人の家は仕方がないにしても、
50年前には既に大木だった小学校の庭の塀際に並んでいた桜の木も
建物の改築の時にほとんどが切り倒されました。
代わりの木が植樹されるわけでもなく、剥き出しの泥のグランドになりました。
駅からのメインストリートの街路樹(1階の屋根までもない小さな木だけど)も
抜かれ、今は小さな日陰を作る植物さえありません。
日中の炎天下でアスファルトが解けるんじゃないかって舗道が続いてます。
町の歴史を知るような古いお寺の木も、
屋根より高かった物は住職の代替わりを機に切り倒されました。
住職が言うには大きな木は維持費が大変なんですって。
そうでしょうねぇ・・・
うちの小さな庭の1階の屋根程度高さの木が数本のレベルでも、
植木屋さんに維持してもらう(ハシゴをかけて剪定する)のに
年間数万円はかかるんだから、
高所作業車での作業となれば万円が何十枚もぶっ飛ぶかもしれません。
樹齢40年にはなろうかっていう団地の見事な桜並木も、
住宅街側の半分は10年ほど前かなぁ?全部切り倒されました。
住宅街のお宅から落ち葉の苦情が絶えず、維持費もとてもかかるので、
団地の総会で外周のうちの2面は伐採と決めたんですって。
住宅街のお宅の大部分は桜並木よりも後からこの町にできた物で、
もしも植物にもあったとしたら先住権は桜の木だったんだけどね(;^_^A
おらが町に30年ぐらい前に作った大きめ公園のその頃に植えた木も、
今では立派な大木になっている物がある。
新芽の頃、若葉の頃、夏の盛りの青々とした葉の頃、秋から冬への変化、
葉を全部落とした寒々しい景色・・・
山のない平野部で四季折々の自然を楽しませてくれている。
こんな大木は一般家庭の庭にはとってもじゃないが植えられない。
公園故の贅沢な楽しみです。
この木さえも伐採の対象とされているとか。
確かに大きくなり過ぎた木は時に危険もあるし、維持費もかさむ。
でも公共の場なのだから個人で出来ない大きな事をして欲しいと思う。
うちはおがら町の外れの方(駅自体が町全体でみればはずれにある)で、
チャリンコでちょいといけばお隣の町に入ります。
そのお隣の町はさすがに政令指定都市で町の財力が違うのでしょうね。
大きな街路樹が至る所にあって、四季折々の景色を楽しませてくれています。
夏には舗道が大きな街路樹の陰になって、ほっと一息つけるし、
元々は同じ気温同じぐらいの湿度のはずなのに、
路面に陽が当たりっ放しとそうでないというだけで、
心なしか気温も違う気がします。
大きな木の維持にお金がかかるのは解りますし、
そこで暮らす人の中には落ち葉や花びら、時には風で折れた小枝などで
迷惑と感じる人がいるかもしれません。
ちゃんと消毒していても虫がつくこともあるし・・・。
でも、地球温暖化なんて大規模の話でなくても、
首都圏の内陸部の夏の暑さってとんでもない事になっています。
東京の建物や地面で熱せられた熱が海方向からの風で内陸に移動してくるとか。
でも、内陸部でも山間部まで行かない所ではどんどん宅地化や工業団地化、
大規模な太陽光畑が増えて、日差しを遮る物は減り、
アスファルトやコンクリやガラスで地面が覆われ、
熱が蓄えられてしまっている気がしています。
太陽光による真夏の暑さを軽減し、冬には太陽光で温かくするには、
落葉樹はかなり有効だと思います。
この数年流行しているゴーヤなどのツル植物によるグリーンカーテンよりも
大きな日陰を作ってくれる大きな木は、
大きくなるまで人と同じぐらいの年月がかかるのだから、
もっと大事にして欲しい。
確かに落ち葉や維持管理にお金はかかる。
今年になってからも京都の有名な観光地で大きな木が倒れて怪我人が出ている。
大きくなる木や大きくなった木は植えておけばいいってものではない。
だからこそ、そこは国に動いて欲しい。
大きな木の維持管理が財政的に大変で、
市区町村が安易に伐採を選択しないように助成金なり地方交付金を出して欲しい。
お寺とか神社、個人レベルの庭でも、
高額になりがちな大きな木の剪定・維持費の助成金とか補助金を出して、
大きな木を維持していけるように助けて欲しい。
市区町村にそんな力が無い所は多いので、
そこは国が外国にお金をバラまくだけでなく、
票集めの為の政策と国会での足の引っ張り合いをしている場合ではなく、
長い目でみた国内の環境維持を真剣に考え、動いて欲しいと強く思います。
4/15(水)の夕食
・回鍋肉
・冷奴
・キュウリの糠漬け
・オレンジ
・ネマガリダケとワカメの味噌汁
・白飯
財布開けずの日。
5/13(月)にスーパーで買った千円ちょいの物はだいぶ使った。
が、その前に買い込んでいる見慣れた食材ならまだまだ残っている。
それを使って、見慣れない(けど突飛なものでもない)料理をするのは、
パズルのようで、これはこれで楽しめたりするものです。
先日の高かったキャベツを使って、回鍋肉のような物にした。
ピーマン大きめ1個とか、葱と人参にニンニクもある。
冷凍庫には豚バラ肉の薄切りもあるし(^_^)v
今回は開封からだいぶ経つので早めに使い切りたい調味料
(かけてみそつけてみそ)を使った。
ざく切りのキャベツと短冊切りの人参は茹でて、絞っておく。
バラ肉とニンニクを炒めて塩コショウで下味をつける。
時間差でピーマン加えて炒めて、豆板醤と砂糖を入れて絡める。
我が家の場合は「かけてみそつけてみそ」のままだと、
甘味がちょっと足りないので砂糖を足します(;^_^A
茹でてギュッと絞ったキャベツと人参、葱を加えて、
強火で調味料を絡めるようにさっさと炒めればOK。
仕上げにごま油で照りと香りをだして・・・あっという間にできる主菜です(;^_^A
先日貰って煮たネマガリダケ。
ケチったつもりもないけど、「竹?」ってほど繊維質の部分が残っていて不評だった。
今回はその時に下茹でしておいた物でリベンジです。
ネット先生で色々と調べたら、どうやら節を切り落とすと良いとか。
という事で、先端部付近を除いた節を切り落とし、
包丁に伝わる感触が硬い部分は廃棄(1/4ぐらいがゴミになったが仕方がない)。
1cmそこそこのコロコロの輪切りのネマガリダケを味噌汁にした。
これは成功。
歯なしの爺ちゃんも少し時間がかかったがしっかりと噛めて完食できた。
5/15のゆるゆるちりつも
風呂の蓋洗いをした。
我が家は風呂に入る時間がバラバラなので、風呂の蓋は必須です。
その蓋なんだけど、使わない時にはクルクルと巻く物なのよねぇ。
建て替え前の家の時には2枚の組み合わせ蓋だったんだけど、
建て替えの打合せの時にハウスメーカーの建築士が
「組み合わせタイプはない」とか言って・・・嘘つきだった。
が、買い替えをするほどでもないかと、「この蓋、嫌いだ~」って思いつつも、
ズルズルと10年以上経過している(;^_^A
クルクルタイプの蓋って汚れがつくし、洗うのも面倒なのよねぇ・・・
普段はシャワーを掛けながらササッとバスボン君で撫でるだけなんだけど、
時々はしっかり洗剤をつけて、溝の奥まで洗わないとヌルヌルになる。
ということで、しっかりとマジックリン(婆ちゃんの在庫で、
普通の緑色のマジックリンが沢山あるので、
風呂桶の中でない時は風呂用でない物も使っている)で、
タワシとスポンジの併用で、ブクブクと泡を出しながら洗いました。