庭にある木造の物置小屋の引き戸の合板の表面が、

ペラペラと捲れていたの気づいたのは先月の事でした。

何年か前にこの物置小屋に白アリがきて、夫婦で床の修理したのは・・・

2020年でした(ブログって簡単に確認できて便利ですね)。

私以上に腰の重い主人はいつものごとく「やる」って言うだけで、

まったく動く気配がありません。

半月が経過した頃に、私が待てなくなって、

風が吹くとヘラヘラと揺れる合板の表面の皮を引っぺがしました。

こげ茶色のペンキを塗った引き戸が部分的に塗装なしの薄い茶色になれば、

道路からも目立つわけで、みっともない。

これなら少しは動くかと思いきや・・やはり「やるやる詐欺」のままの主人。

 

GWがあければ、梅雨を過ぎる7月まで祝日はなく、

有給でも取らなければ3連休はありませんよね?

梅雨に表面が剥がれた薄いベニヤ板が剥きだしになっていれば、

更に酷い状態になる。

なんとしても梅雨の前に・・・って思うわけで、

一昨日(GWのラス前の5/5)、

朝食前に引き戸を2枚とも外して駐車スペースにおいておいた。

 

ところが主人は一向に起きない・・・

8時になっても、9時になっても・・・。とうとう10時。

いいかげんに朝食も片づけたいので起こしたが、

そこからが非常にスローな動きで、

とっくにできている朝食(私と爺ちゃんは8時には食べ終わっている)を

食べ終えたのが10時半すぎ。

尻叩いて、外してある引き戸を確認させ、

材料の見当をつけたのが11時を過ぎていた。

 

そこから遠くの町の大きなホームセンターに材料を買いに行く。

 

元々貼ってあった合板の外側を剥がしてみたら、

裏に「耐水」というシールが貼ってあった。

この物置小屋を建ててくれた職人さんはもう10年ぐらい前に亡くなっている。

この春ごろからホームセンターに行くと「耐水の薄い合板」って探していたけど、

何処にも置いていない。

 

表面の合板だけを張り替えて、ペンキを塗れば良いかと思いきや、

確認の時に引き戸の外側の合板を剥がしてみたら、

戸車のついている枠の木も腐食が進んでいた。

戸がはめてある小屋の枠(敷居のような部分)は鉄板で覆われているので、

問題なかったが、引き戸の底の部分は木なので、

雨水が敷居側から少しずつ染み込むのでしょうねぇ。

合板ではないけど木だからねぇ・・・雨で濡れて乾くを繰り返していれば、

いくら硬い種類の木材でも朽ちてくるのも仕方がない事です。

なにせ25年ぐらいは経つと思う小屋ですもの。

 

仕方がない・・・引き戸の枠の一番下の木も取り替えるか(;^_^A

戸車も減ってきているので、ついでに交換します。

いつものように、

ホームセンターで木材はジャストサイズに切ってもらいました。

鋸を持っているけど、真っ直ぐに切るって意外と難しいのよねぇ。

大きくて薄い合板なんて切りにくいしさ。

カットサービスを利用した方が楽だし、タイムパフォーマンスを考えたら、

今回も使なわい手はありません。

 

ということで、薄い合板2枚(耐水の物はなかったので、普通の物)。

引き戸の下の部分用の1×4の腐食剤付きの木材2本。

戸車4個に木工用ボンドと屋外用の水性ペンキを買ってきました。

ペンキが拘ったわけでもないのに意外と高かった。

色は豊富だったけど、種類としては少なくて、

4㎡程度用で1200円ぐらいのシリーズしかなかった。

 

帰宅後に昼食のうどんを食べて、作業開始。

朽ちている合板を全部剥がして、

引き戸の骨組みに残った合板の皮(ボンド貼りなので綺麗に剝がれない)を

カンナで削って、滑らかな骨組みだけにした。

下の部分の骨組みの朽ちている木も取り外したら、

引き戸の内側面の一番下の部分も合板が朽ちかけていた(T_T)

主人の確認不足です(-_-;)

再度ホームセンターに行くのも面倒なので、

外側から剥がした合板の上の方の痛みのない所を切り取って移植することにした。

 

骨組みの木に戸車をつける為の切り込みをコの字型(鋸とノミを使用)に入れて、

戸車を釘で打ち付けて取り付け。

木造なので多少の歪みが出ている事を想定して、

骨組みを全部留める前に間口にあてて、現物合わせにしてからボルトを打つ。

インパクトドライバー使用は長めのボルトも楽々です。

そこに、裏側の合板を貼って、釘を打って・・・再度引き戸のレールにはめて、

ピタリと引き戸が締まるか確認する。

古い木造物って目視とか普段使いでは気がつかないけど、

歪みが出ている事も多いので、寸法を測るだけではなく、

実物合わせてみるのも大事です。ましてや素人ですからね(;^_^A

実際に今回も主人は先に合板まで張ってしまおうとしたけど、

合わせてみたら、戸を閉めても上の方で1cm程度の隙間があく事が解って、

再度戸車をつけた板をずらして調整して、ピタリと合うようにしました。

先に合板を張っちゃっていたら、合板剥がしてからの作業になるわけで、

張る前に実物に合わせて確認しておいて良かったです。

あとは外側の合板を貼って、釘でしっかりと留めて、引き戸の大工仕事はOK。

 

とりあえず、あとはペンキを塗ればいい。

というところで、夕方になって蚊が多くなってきたので、

翌日持越しで終了になった。

一応備忘録代わりに作業途中もパチリ!

写真のこげ茶の部分は移植した合板で、

下の薄い緑の木が今回交換した戸車がついた木。

脇の黒いマダラの部分が取り換え前です。

 

5/5(土)の夕食

・ラムと豚バラ肉でフライパンジンギスカン

・焼き野菜(椎茸・ピーマン・茄子・南瓜)

・キャンディーグレープ(コストコの葡萄)

・ヨーグルト

・玉ねぎとワカメの味噌汁

がま口財布財布・・・開けた。

物置小屋の引き戸の修理の材料を買った。

薄い合板2枚・1×4で91cmの板2本、戸車4個、ペンキ、木工用ボンド。

他は家にある物を使うので・・・費用はおよそ6千円。

業者に発注したら、引き戸全部作り直しになって、値段も10倍近く取られる。

間に合わせの素人工事だけど、安く上がりそう(ペンキ塗りが残っている)良かった。

 

クローバー主人がラムを食べたい(BBQは面倒だからフライパンで焼いてくれと)いうので、

モヤシ2袋とピーマン大袋を買った。426円。

なにせ今月はコストコで食材を5万円以上使っているからさ(;^_^A

外食なんてしていられません。

 

筋肉5/5のゆるゆるちりつも

ほぼ一日、庭の物置小屋直しをしていた。

主人が一人ではやらないので、現場監督兼助手です。

あとは通常の家事をこなしただけで、他に何かをする気にはなれませんでした(;^_^A

物置直しは「ちりつも」にあたるわけで・・・まあ良いか(#^.^#)