おらが町の自治会は班が解れている。

その班をいくつか纏めて数ブロックになっている。

今では町会の祭(歴史や由緒あるものではなく、農村地区が住宅地になりつつあった

昭和50年頃に、なんにもないはつまらないって新住民たちで始めたもの))も、

広場でやっていた盆踊りもなくなったし、

老人会も無くなったので老人会の旅行もなくなったし、

子ども会の集まりもあるんだかないんだか。

 

ということで、自治会は下々の家庭にとって、

回覧板回しと世帯主やその配偶者の弔慰金を貰う時ぐらいに

縁のある物って感じになっています(;^_^A

 

あっ、あと交通災害共済の申し込みのとりまとめとか、

共同募金の代行(以前は各家庭に班長さんが集金が来たが、

いつの頃からか年に一度収める自治会費から1世帯100円だかで計算して、

春に納めた自治会費から三役さんが処理してくれる

(赤い羽根は回覧板で1つずつお取りくださいって回ってくる)。

そういうめんどくさい事をやってくれる会みたいな意識しかないのよねぇ(;^_^A

 

でもそこには会長さんをはじめとした三役さんとか、

グループを取りまとめる幹事さんとか、班長さんも必要なわけです。

三役さんは誰でもできるって物でもないし、

それなりに忙しかったり気遣いが必要だったりするので、

公募しても手を挙げてくれる人はいなくて、

数年前から少しは報酬も出るようにしたようだけど、

実際にはババ抜きのババを引いてしまう感じで、

次の引き受け手を見つけられなければ

よほどの事(本人が大病で動けなくなったとか余命が区切られたとか)がないと

連投になっています。

幹事と班長はほぼ無給(以前は年度末に寸志代わりに、

町の指定ゴミ袋が10枚だか20枚だか貰えたけど、今はどうかは解らない)ですが、

お互い様だから無給でも別に良いと思う。

 

幹事さんや班長さんは普通の大人であれば誰でもできるような役で、

輪番制の役で問題が起きた話はまず聞きません。

だって会長が町から届いたすんごい量の回覧板の内容物を、

グループ分ずつに分けて幹事さんの家に届けてくれて(量的にチャリンコじゃ無理)、

幹事さんは各班の個数分ずつに分けて班長さんのお宅へ届けてくれる

(これは以前にやった事があるけど、チャリンコでも徒歩でもできる)。

班長さんはそれを回覧板に挟んで、回わすだけです。

めんどくさい会議とか集まりに出る必要もほぼ無い(総会と年度末の引継ぎ会は

出席しないとだけど)し、

町会での仕事も三役さんがやってくれる。

 

回覧板のファイルの管理は班長の家ですることになるけど、

班長のお道具セットなんて小学生のお稽古バックに入る程度です。

年に一度の会費の集金と同時に交通災害共済の申込のとりまとめもあるけど、

毎年の事なので、出し渋る家があるわけでもないし、

交通災害共済は役場や公民館に行けば個人で申し込みもできるから

みんながみんな自治会経由で申し込むわけでもない。

嫌なら退会もできるわけだしさ。

 

で、今年度はペンギン家が輪番で班長です。

前回回ってきた時にはボケ防止に婆ちゃん主体で私は補助だったけど、

おおよその事は解っています。

 

まずは幹事さんが持ってきてくれた「総会の案内と資料」とか「今年度の名簿」とかを

各家庭に配布して、欠席の家庭から委任状を預かって、総会が始まる前に提出する。

回覧板に挟んで「一部ずつお取りください」で良いと思うんだけど、

幹事さんが回覧板でなく1軒ずつ配って・・・というので、

「委任状は○○(ペンギン家)にお預けくだされば、総会の時に提出します」と

ワードでベタ打ちしたメモを添えて、各家庭のポストに入れておきました。

 

おらが班なんて10軒程度だし、ほぼ隣り合わせに並んでいるので、

チョチョイノチョイで、添付のメモを作っても、

1軒分の仕分けから配布完了まで20分ぐらいで終わり。

大した仕事でもありません。

 

これであとは委任状が届けば預かるだけでOKと思っていたら、

幹事さん(隣の班の班長さん=爺ちゃんより少し年下の高齢者)が来て、

「回覧板につける回し順は作ったか?」と聞いてきた。

 

ワードでもエクセルでもベタ打ちすればすぐにできるので、

まだ何日も先の総会までには作るけど、まだ作っていない。

前回の班長の時にやっているので、簡単にできるしさ。

ただ、今回は回し順でちょっと迷っていて・・・その時点では作っていなかった。

一番遠いお宅同士でも徒歩3分とかからない。しかも真っ平な舗装道路です。

だからどういう順番でもいいような物だけど、最終的にファイルの保管があるので、

班長宅がスタートでありゴールになります。

うちの班は、もう何十年もの間、基本的には時計回りでした。

が、それだと最後にペンギン家に持ってきてくれる事になるお宅から、

ペンギン家までちょっと距離が出来ちゃうのよねぇ。

100mとないけど、そのお宅の主婦は爺ちゃんと同じ年88歳で、

この冬になってからは足を引きづるように歩いている。

逆回りにしてお隣に持って行くようにした方が良いのかしら?なんて思ったりしてさ。

逆回りにすれば、私がその老婦人宅へ持って行くわけで、

うちから見ればお隣ってわけではなくなるけど、大した距離でもないしさ。

 

でも数年前に新しく越して来た方が班長さんだった時に、

回り順を変えた事があって、大きな声で言う人はいなかったけど、

古くからの住民は「ちょっとやりにくいよねぇ」「ついうっかり習慣で前の順番で

ポストに入れちゃうことがあるのよねぇ」なんて言っていたのは1軒ではなかった。

それを考えると、

たかだか100m未満の距離なんだからこれまで通りの方が良いのかなぁ?

とも思えるし・・・。

まあ、それは回覧板が実際に来るまでに考えればいい・・・・。

 

で、幹事さん、

回覧板の回り順の紙を自分の班の分も作ってくれないかって?いうのよ。

別に手書きでもいいんだけど、俺の字は汚くってねぇ・・・と。

年齢的な物もあるのでしょうが、持ってきた回り順を書いた紙の字は、

確かに・・・雨上がりの道路でよく見るミミズのような・・・(^^ 

どうせうちの班の物を作るから、それを転用すればいいだけだし、

ベタ打ちをコピー用紙にプリントアウトするだけでいいなら、

大した手間でもない。

軽い気持ちで「いいですよ」って引き受けた。

 

その話を夜になって主人に話したら、

「あそこの家って社会人の娘さんがいるよねぇ?

なんで娘にやってもらわないのかなぁ?(#^^#)」って。

言われてみれば、確かにそうよねぇ・・・

いつもにこやかに挨拶もする可愛い末のお嬢さん(若く見えるけど、

親の年齢からして既に40ぐらいだろうな、独身だけど)と一緒に暮らしている。

年代からして娘に頼めばチャチャとできるんじゃないかと・・・。

こりゃ安請け合いしちゃったかなぁ?(゜_゜)

 

おらが班でも世帯主の高齢化は進んでいるし、

同居の子どもがいない人も多くなっている。

同居していても独身の子どもは子ども時代のままで、

ずっとやってきた親が輪番の役で支障をきたすようになっても

関与しない家庭もある。

 

簡単な事だから、大した手間でないからって安請け合いしていたら、

いつの間にか大役さんたちのようにババを引く事になりかねない・・・かもしれない。

最終的にババが手元に残るのが嫌なら、

これからは安請け合いしないように気をつけなくっちゃいけないかも。

そんなことを考えねばならないっていうのも嫌な話だけど、

そんな社会になっているのよねぇ。

 

4/3(水)の夕食

・鶏もも肉の串なし焼鳥 焼肉のたれ味

・ポテトサラダ

・茄子と小松菜の味噌汁

・白飯

・ヨーグルト

がま口財布財布開けずの日。

とりあえずはいい感じ(^_^)v