一昨日は日曜恒例のロングランという事で、35km走を実施しました。


スタートは4時40分で、気温は23℃。湿度は多少あったと思いますが、そうは言ってもお盆というのが信じられない絶好のロングラン日和です。


シューズはPUMAのスピード300。




9月に入ったら厚底シフト予定なので、このシューズでのロングランも残すところ2、3回でしょう。


今回も序盤はアップの延長で、リズムに乗ってからは概ねキロ4目安。




後半はつい調子に乗って3'40"/km前後まで上げてしまいましたが、最後まで余裕を持って走る事が出来ました。




平均ペースは3'55"/km。我ながら良い走り込みが出来ているな〜と感じます。


自己ベスト(2°21'48")を出した2年前も夏の30km走は何度か行いましたが、大半はjogペースから4'30"/kmくらいまで。4'00"/kmで行う際は前夜からかなり気合いを入れて心の準備をしていました。


それが今では普段のjogとほぼ変わらないノリでスタートして、このくらいのタイムで帰ってくる事が出来ているので、間違いなく長い距離に対する耐性は向上しています。


ただ、走力そのものが向上した訳ではないので、単に体が「4'00"/kmペースでの30km走に慣れただけ」というのが実際の所だと思います。


そして、どれだけ余裕を持って4'00"/kmペースで30kmを走る事が出来たとしても、自分の目指すレースペースでの走りに活かされなければ意味がありません。


そんな事を考えていると、前の大学の低学年だった頃、とある先輩から「距離走王子」と名付けられていたのを思い出しました。


この「距離走王子」という言葉、当時は距離適性の高さを讃える褒め言葉だと捉えていましたが、今になって思うと皮肉を含んだ名称だった様にも感じます。


トラックレースのタイムが最下層にもかかわらず、各自で行う距離走のペースがやたらと速かった私に対し、先輩は「練習が全く実になっていない」という事を暗に意図してくれていたのかもしれません。


この頃の私は、


"ポイント練習が設定通りこなせない→距離走で挽回しようと頑張りすぎる→次のポイント練習までに十分に疲労が取れない→ポイント練習が設定通りにこなせない…"


という悪循環を繰り返していて、練習量は高校時代よりもはるかに増えているにもかかわらず、高校時代の5000mの記録すら更新できない日々を過ごしていました。


そんな「距離走王子」と今の私には、どこか重なるものを感じます。


ただ、当時の「距離走王子」と大きく異なる点は、


「目先のタイムに直結しない練習を"敢えて"行なっている」


という所でしょう。目標を達成する為に必要なプロセスだと考えるからこそ、地味な練習を淡々と積み重ねている訳です。


因みに「距離走王子」は3年生になって、あるキッカケを掴んで大きくタイムを向上させました。


効率的なトレーニングからは程遠いものでしたが、「距離走王子」として積み重ねた土台があったからこそ飛躍できた部分もあったと思います。


無駄なトレーニング、有効なトレーニング、というのは、最後に蓋を開けてみるまで分かりません。


今の私が「30km走おじさん」のままで終わるか、「サブ20ランナー」へと飛躍を遂げるかは今後の取り組み次第という訳です。


なんとか後者で終われる様、引き続き頑張っていこうと思います。


(「距離走王子」の話は過去ブログをご参照)


8月9日
完全休養

8月10日
朝:20km jog(4'20"/km)
日間累計:20km
月間累計:155km

8月11日
朝:8kmアップ
    120m hill×10(r:2')
    6kmダウン
日間累計:18km
月間累計:173km

8月12日
朝:20km jog(4'45"/km)
日間累計:20km
月間累計:193km

8月13日
朝:20km jog(4'40"/km)
日間累計:20km
月間累計:213km

8月14日
完全休養

8月15日
朝:35km jog(Ave.3'55"/km)
日間累計:35km
月間累計:248km

8月16日
朝:16km jog(Ave.4'45"/km)
日間累計:16km
月間累計:264km

8月17日
朝:18km jog(Ave.4'30"/km)
日間累計:18km
月間累計:282km