早いものでオフに入って2週間が経過。
(福岡国際マラソン落選翌日からオフに入ってます)


最初の1週間はモチベーション低下もあり、jogと完全休養で繋いでいたが、


今週から少しずつ負荷を上げた練習も再開している。


火曜日は8000mのペース走(3'30"/km)




そして、水曜日は3000m×2本(設定:9'40")を実施。



(1本目の2000mラップはボタンの押し忘れ)


一応、オフ期間は3週間を予定しているので、


あと1週間はこんな感じで気の向くままに走ったり、休んだりしようと思っている。


さて、最近は寝ても覚めてもCBT(来週ある大きなテスト)が脳内を支配しているのだが、


ふとした瞬間に、


"スピードって何だろう…"


という事を考えている。




私は昔から"スピードコンプレックス"を抱えていて、


これは、高校、大学、社会人のどの時期においても、スピードが無い部類に属していた事が影響している。


絶対的なエース(井の中の蛙)だった高校時代でも、200〜400mのレペをすると半分以上の部員に負けていたし、


M字大学時代は、冗談抜きに部員で一番スピードが無かった。
(実際に測定した訳ではないので感覚的)


そんな状況だと、


"自分のタイムが伸び悩むのはスピードが無いから"


"スピードが人並み(自分の属する集団で)に改善したら長距離種目は負ける筈がない"


みたいな発想に陥るのも仕方ないのだが、これこそがスピードコンプレックスの危険な所。


重点的にスプリント強化期間を設けたり、定期的に200mの全力走を入れる事で、短距離のタイムは向上するのに、


"肝心の5000m以上の走力に繋がらない"という事態はこれまでに何度か経験してきた様に思う。
(学習しない奴です。笑)


"レースペースでいかにラクに走れるか"が一番大事だというのはもちろん分かっている。


しかし、長年のコンプレックス故、


"最大スピードを改善してレースペースの余裕度を高める"という発想にばかり目が眩み、


"レースペースそのものの動きを改善する"という視点が忘れ去られてしまう。


今の私で言うと、200m全力走のタイムを28"27"に改善する事も大事なのだが、




それ以上に40"の感覚で39"で走れる様になる事の方がフルマラソンに活きる。


そんな事を考えていると、


"スピードって何だろう…"


という冒頭の疑問に繋がる訳である。


もちろんスプリント強化が不要という訳ではなく、時に全力走をする事が必要な時もある。


だから、練習メニューの問題というよりも、練習に取り組む意識の問題


ポイント練習に限らず、全体的にこの半年間は肩に力が入り過ぎていたので、


冬期は少しリラックスを心がけて練習に取り組んでいこうと思う。


最後に、コンプレックスで思い出した事があったので追記しておく。


こちらは10年くらい前に読んだ本なのだが、




当時、印象に残った一節があったので、ご紹介させて頂く。


コンプレックスは大切な個性になり得るという事に私は気付いた。だからコンプレックスを磨いて個性になった時、それが一番その人を輝かせてくれるんだと私自身、実感している。誰でも大なり小なりコンプレックスがあって悩んでいると思う。でもそれはかけがえのない個性だと思って、前向きに付き合いながら頑張ってほしいと思う。私はほんの一例にすぎないけれど、この本を読んでそんな風に思ってもらえたなら嬉しい」


尚、この本を読んだ当時のコンプレックスは、あだ名が「ザブ○グル」だった事なので、
(どっち?とか聞かないでね)


そろそろスピードコンプレックスとも上手く付き合える様になりたい所である。



11月1日
完全休養

11月2日
昼:45'jog(4'25"/km)
日間累計:10km
月間累計:10km

11月3日
朝:5kmアップ
    8000mPR(3'30"/km)
    5kmダウン
日間累計:18km
月間累計:28km

11月4日
朝:4kmアップ
    3000m×2本(9'40")
    6kmダウン
日間累計:16km
月間累計:44km

11月5日
朝:40'jog(5'10"/km)
日間累計:8km
月間累計:52km

11月6日
完全休養

11月7日
完全休養

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