突然わたしの前に現れたちいさな神さま

 

友人から下加茂神社の「媛守」をいただきました。

この神社はわたしが友人の失恋を機に調べまくったところ

縁結び最強の神社ということで

初めての一人旅をした場所でもあり、原点とでも呼べる場所

 

 

あまりに可愛くて久しぶりに

乙女のように(?)

飛び跳ねてしまうような嬉しさを感じた。

 

本当にありがたい。

 

これは乙女の願いこと(秘め事)を

ひとつ叶えてくれるというお守りらしい。

 

見せびらかしたいところだが

ここはひとつ秘めてみようと思う

 

ここのところなんでも話す(本音を)

風潮をなんとなくどうなんだろう?と思っていたところだったので

すごくシンクロを感じた。

 

だからと言って全てを秘めるのも

なんだかな。とも思う

ようはバランスなのだろうネ。

 

 

とにかく突如現れた

ちいさな神さまに湧きたちうれしさを感じたので

ここに記しておくことにする。

 

 

原点といえば(ずいぶん前やな)

 

今、「二十歳の原点」を読んでいる

高野悦子さんという実在の人物の日記で

立命館大学に入学し

その日々を日記に綴っている

実家のある那須を離れ京都で一人暮らし

どこにでもいる少女であって

たった独りの少女

 

おとなとこどもの狭間の葛藤

自分と他者との比較

自分を叱咤しながらも自暴自棄になっては

また自分を立て直し、という繰り返しの日々

けれども1日1日自分が知ってか知らずか

「死」に向かって生きていく

 

 

 

これはちきりんさん(社会派ブロガーと記載されていました)

という方を通して知った本で

ご本人は人生を変えた一冊とおっしゃっていました。

 

これは。と思い立ち

初出版が昭和五十四年だったので

本屋にはないだろうと思いながら

本屋をぶらついていて

なんとはなしに「た行」を見ていたら

なんとあったので(ベストセラーのようです、失礼いたしました。)

買ってみた一冊

 

ご本人(高野さん)が生きたのは

1949ー1969

だそうなのだけれど

こんな文章を書ける二十歳がこの時代は

多くいたのだろうかと思うと

サ店(文中に出てくる)に行って語ってみたいなあ

という気持ちになった

 

わたしは二十歳はとうに過ぎてしまっているので

今更読んでもどうなの、と思ったけれど

ここにきてもまだ思うのは

20歳も30歳もあんまり考えていることは

変わらないなあ、ということである。

 

 

やっぱり幼稚だし

自分勝手であることは何も変わらない

というかむしろどんどん図々しくなっている?

 

まだ一気読んで半分行ったところだけど

今日明日中には読めそうな気がする。

 

この本はきっと、多分

自分がこどもを生涯において持つようなことがあったなら

二十歳に渡したいなあ、と思う。