【第84回】桜花賞(GⅠ)阪神1600m

 

【りくちん予想】 自信度★★★★☆

 

⑪ライトバック

前走のエルフィンSは1600m戦ながら前半800m48.5秒の遅めの流れを追走。掛かりながらの追走でかなり脚を使ったように見えたが最後は驚異的な末脚を使っての勝利。2着馬のスウィープフィートは京都外回り特有のインポケットをしっかり通れておりかなり恵まれた印象。一方ライトバックは少し外に持ち出しながらの競馬。しかも直線は馬群に挟まれそうなところを一瞬の末脚で捌いての勝利。馬群を割るのはもちろん馬の根性があってこそだが、一瞬の脚がないとできない事でこの馬の加速力は間違いなく世代トップレベル。2着のスウィープフィートは次走GⅡチューリップ賞を勝つくらいの実力馬。その馬を能力の違いだけで負かしたのだからこの馬の能力は相当なもの。新馬、アルテミスS、エルフィンSとすべてかかりながら追走しそれでいてあの末脚をつかえているのは本当に恐ろしい馬。牝馬の一線級のメンバーが揃いペースが流れる今回は自然と差す形に持ち込めそう。そうなればこの馬の本来の力を発揮できる。普通に突き抜けると思う。

 

〇⑱チェルヴィニア

アルテミスSの末脚は間違いなく本物。久々、大外枠に加え一週前の急遽の騎手変更で人気急落だが能力は世代トップレベルだと思う。ルメールが阪神JF2着馬を蹴ってまで乗ろうとしていた馬。そりゃ強い。

 

▲③イフェイオン

前走のフェアリーSは中山芝1600mでは鬼門の大外枠。ペースが流れ終始外を走っていたこの馬には厳しい展開だったものの、展開が向いた2、3着馬をしのいでの勝利。かなり評価できる内容だった。ハイペースでもしっかり追走でき、ひと脚をつかえることができる馬のため、GⅠの舞台になっても何も心配いらずむしろこの馬の能力を全開で見せつける良い舞台に。枠がさすがに内すぎるため3番手評価にしたが、流れ次第では上位争いをしても何ら不思議のない馬。

 

☆②クインズウォーク

☆⑨アスコリピチェーノ

サンデーレーシングのこの2頭はしっかり末脚をつかえるタイプで嫌う材料が全くない。進路さえあれば今回も脚を使ってくれる。