【第61回】愛知杯(GⅢ)小倉2000m

 

【りくちん予想】自信度★★★★☆

 

◎③タガノパッション

2年前のオークス4着馬ながら近走は1800mにこだわって使われてきた馬。折り合いに多少の不安がある馬で2000mは避けられてきたのだろうが本質的には長めの距離のほうが合う。今回は内枠を引いたことに加え、内の2頭が前に行く馬でその後ろでしっかりと折り合えるポジションをGETできそう。前走の初ダートの一戦で、内枠でしっかり砂をかぶせて折り合わせる競馬をしておりそれが今回に生きそう。さらに砂を被る嫌な経験から、得意の芝に戻るローテも精神的にも楽に走れる。2,3走前の小倉芝のレースでは負けてはいるがコーナーで番手を上げる競馬ができており、開幕週の今の小倉ならより持ち味が生きてきそう。牝馬限定重賞ながらそこまでレベルが高くなく、53kgで出走出来る今回はこの馬の実力を100%発揮できる。

 

〇②コスタボニータ

イスラボニータ産駒らしい現役屈指の内枠巧者。前走のディセンバーSでは外から長く脚を使った馬の好走が目立った中、この馬はしっかり馬群で折り合い、一瞬の脚を使っての2着。3着になったクイーンSを見ても内でしっかり脚を溜めて一瞬の脚を使うのがこの馬の強み。今回は絶好の内枠GET。一瞬の脚が生かせる小倉も絶好の舞台。

 

▲⑧ローゼライト

エリザベス女王杯では残り200mまでは2着。一気のメンバーレベル弱化&先行馬手薄のメンバー構成。すんなりいくことができれば簡単に止まらない馬。今回のレースがラストラン。無事に回ってきてもらいたい。

 

危険な人気馬

⑫ミッキーゴージャス

前走の3勝クラスの勝利で人気している。レースを見てみるとすごい脚を使ったように見えるが、あれは前が止まっただけのこと。速い脚を使えないことに加え、コーナーでの加速も良くなく開幕週の小倉は全く合うイメージがわかない。