右大腿カテーテル挿管を甘く見ていたが為に
カテーテル術施術の安静期間に少しだけ
走ってしまいエラい大事になってしまったが
今さらもう、どうしょうも無い。
 

病院ガチャで受け入れてくれる所に
救急搬送され処置される事になった。


結果、一番二番候補は外れ

三番目の隣市K市にある企業系列の

総合病院に運ばれる事となった。


本当は市内の厚生病院ならば
近い分何かと良かったのだが
残念ながらガチャは外れて
K市の病院に搬送されて
処置を受ける事になった。


直ぐに救急車が手配され
カテーテル手術を受けた
近所の総合病院の医師が付き添いとして
救急車に同乗してくれたが
現状特に何も無く、思うは
さすがにいつもは温厚な妻が
鬼の形相だった事と
行った先での処置費用、
入院費用の事等が頭の中でぐるぐる巡る。


幸い運ばれたのが12月で
仕事の繁忙期は過ぎていたので
1開催キャンセルをしたものの
仕事に影響が出なかったのは幸いだった。



かくして、K市某総合病院
心臓血管外科に受け入れ先が決まり
人生初の救急車にて救急搬送された訳であるが、
循環器科に痛そうなイメージは無いが
心臓血管外科とはいかにも痛そうな
怖いイメージである。




事前に妻が処置前の事前説明をされた様で
私よりも先着していたが
『まな板の鯉』状態である私も
救急車で某病院に搬送され
コロナ感染検査をされた後に
にストレッチャーに乗せられたまま
処置室にゴロゴロ運ばれたのであった。



処置室内で採血された後に
点滴をつながれ、先生登場。



数人の先生が診てくれたのだが
どの先生も若い。

一瞬一抹の不安がよぎるが
私はまな板の鯉なのだ。
今さら『自業自得』を悔いても始まら無いので
身を任せるしか無い。



先生たちの間でどの様な処置をするか
検討されたが第一候補であった外科手術は 
本日即日対応は難しく

最短で翌日の処置になるとの事だった。




私のおバカな行動により

再出血してしまった右足鼠径部。 



今回のおバカな行為の代償となたった

その傷病名は『左大腿動脈瘤』



腹腔内の流血が腹の裏側に

回ってしまった場合

事は大事になる。


流血性ショックにより

死に至る場合もあり

兎にも角にも止血措置を

しなければならない。




取り敢えず、出血の状況確認で
患部にエコーを当てながら 

 やはり出血してますね。 
 止血処置がまずかったのかな?

グラサンへぃ、左様で😅


 さてと、困ったな…
 どうしたものかな。

 ダメ元で止血処置しますか?
 圧迫止血は長時間患部を圧迫するので
 思いっ切り痛いですよ。
 
 その痛さに耐えられず
 全身麻酔による外科手術を選択される
 患者さんもおられます。

切腹など真っ平御免だ。

入院も長引くし、入院費用もかさむ。


と、言う事で…

グラサン先生、どうか圧迫止血の方で
  宜しくお願いしやす。


 了解しました。
 難しいかも知れませんが
 一応止血処置してみますね。

 これで血が止まらない時には
 外科手術となりますし、
 仮に今日の時点で止血出来ても
 以後再出血を確認した時には
 即、外科手術となります。


グラサンへ、へぃ。分かりやした。
  宜しくお願いしやす。



そう言う訳で、圧迫止血術を受けたのだが
鼠径部の長きに及ぶ指による強度圧迫は
確かに痛い。


 大丈夫ですか? 我慢出来ますか?


と、何度も聞いてくれる。

若いのに親切な先生だ😊 


グラサンへ、へぃ。 何とか大丈夫ですが
  こ、腰が痛くて…


 そちらはもう少し我慢して下さい。

 う~ん、やはり厳しいかな…
 血が止まらない。


エコーのモニターを見ながら
圧迫を続けながら
他の先生と話しをしている。


何とも厳しく怪しい雲行きだ🙏 


他の先生の

 無理、諦めましょう

の一声があったら一巻の終わり、
外科手術確定であるえーん


かれこれ一時間余り止血をするも
中々血が止まらない中で
施術中の先生が思い出した様に一言。


 そう言えばこの間の患者さんの時も
 最後の最後で止血出来たから
 もう少し頑張ってみますね。


正に天の声である。


施術の先生が仏様に見えた(そんな気がした)


続く…