夏の終わりの北海道②帯広観光~幸福駅~
夏の終わりの北海道旅
とかち帯広空港からは
ご縁をいただいて
町の方の案内で幸福駅へ
幸福駅は帯広から十勝平野を南下して
広尾駅まで走っていた旧国鉄広尾線の駅
航路と照らし合わせてみると
ちょうど上空から見えたあたりなのかな?
rikuパパさんのお父さんの
国鉄時代の所持品の地図で確認すると
根室本線の帯広駅から分岐して
愛国駅~幸福駅を通って
広尾駅まで走っていました
こうやって昔の路線図の全体を
ざっと見ただけでもすごいですね
旧国鉄広尾線は
1987年(昭和62年)
廃線となってしまったので
幸福駅の線路はここまでです
1973年、NHKのテレビ番組
「新日本紀行」で「幸福への旅~帯広~」として
紹介されたことをきっかけに
「愛の国から幸福へ」
のキャッチフレーズで
一時期ブームになった幸福駅は
廃線後も観光地として残され
2008年には恋人に聖地へ選定されて
現在も20万人以上の観光客が訪れる
帯広を代表する
観光スポットとなっているそうです
と書きながら恋人の聖地に選定って?
と思って調べてみたら
日本国内たくさんあるらしい!
そんな恋人達にも鉄道好きにも
魅力的な幸福駅は
現在は公園となっていて
この時期はほとんど終わりに近かったので
近くで写真は撮ってないけど
線路沿いにはひまわりの花が咲いてました
駅舎は当時のものではなく
老朽化により2013年に
改築されたもののようです
駅舎の中に入ると
みんなの想いがいっぱい
廃線前は待合室として使わていたようです
こうしてみると電車が駅に
到着したように見えますね
ホームに停車しているのは
当時の当時広尾線を走っていた
ディーゼルカーで
板張りのプラットホームは
当時の雰囲気を残しています
雪国を走ってきた鉄道には
車両もその風景も
特別な魅力を感じちゃうけど
時代の流れとともになくなっていくものが
あることはしかたなくて
でも廃線になったからこそこの場所に
木製のプラットホームのまま
この車両がみんなに愛されながら
保存されているのだと思うと
それも悪くないのかもしれないですね
駅の雰囲気を壊さない
レトロな雰囲気の看板には
幸福駅の歴史などが書かれていました
昔この地域は幸震と呼ばれていましたが
福井県からの移住者が多かったことから
頭の文字をとって幸福と呼ばれるようになり
その縁起のよさから駅名にもなった
とのことです
車両の中も見学できます
運転席も覗くことができました
除雪車かな?
キハ22と呼ばれるこの車両が
雪道を走る姿を想像してみたりしてみます
車両は少し離れてもう1両
こちらの車両は展示スペース兼
休憩スペースになってました
観光地化はされていますが
人がさっとうすることはなさそうで(多分)
きれいな公園の風景の中で
線路内やホームや車両のそばまで
自由に近づいて見学したり
好きなアングルで写真も取り放題でした
恋人の聖地ということで
ウェデイングフォトが
かなりお手頃なお値段で
気軽に撮影できるプランもあるようでした
線路で列車の中でホームの上で
幸せの鐘の前で
ひまわりの前で
駅舎の前で
などなど幸福感たっぷりで素敵な写真が
たくさん撮れそうですよね
お土産に無人のガチャもありましたが
売店の方で
愛国駅から幸福駅への切符を
記念に購入しました
なんか幸福が訪れそうじゃない??
ここではこの切符くらいしか
お金をおとしていないけど
この時はちょっと時間が早くて
開店前だったけど小さなカフェ?
売店?はあったようで
ネットでたまたま終了しちゃった
クラウドファンディングを発見しました
知ってたら支援したかったな~
と思ったり
北海道の鉄道は
走らせるのも保存するのもきっと
コストがかかるんだろうなと思うと
こういう素敵な観光スポットに
気軽に保存に気軽に協力できる
クラウドファンディング的な?
応援の気持ちを形にできるお土産だったり
募金だったりなにかあったらいいのにな
なんて思いました
青い空と緑とオレンジの電車と
この風景がずっと守られるといいな~~
ひまわりが咲く幸福駅
雪の幸福駅
紅葉の幸福駅
どの季節に来ても
フォトジェニックな景色が
楽しめそうですね
幸福駅方帯広周辺をひとめぐり
見て、ふれて、食べて十勝を満喫!
いつかゆっくり帯広を巡ってみたいです
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