♪気ままにカメ日記♪

あこ@管理人によるリクガメとの毎日の生活を綴った日記です♪
あこ@粘土作家としてのAkoproduction業務日誌もこちらでどうぞ♪


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・・・町田にあるリクガメ専門店GRACEさんと我が家のお付き合いは
かれこれ10年を越えるものでした。

ケヅメリクガメのカメ君を2001年秋にお迎えして以来、
他のカメさんも沢山見てみたいと夫婦でお休みの日に
爬虫類ショップ巡りをするようになりました。

今の店舗へ移転する前の、
お店の前に大きな駐車スペース(カメ散歩スペースともいう)があった店舗へと
その中で2002年夏に初めてGRACEさんにお伺いしたのです。

今でもその日の事を良く覚えています。
オレンジのペディキュアをしてミュールを履いて行ったために、
放し飼いになっていた大きなケヅメちゃんやゾウガメちゃんが寄ってきてしまい、
それが放し飼いってこんなにカメさんと触れあえて楽しいんだ!と
今の我が家の飼育スタイルに多大なる影響を与えたと言っても過言ではありません。
店内には沢山のリクガメさんがいて、黄木店長様とも色々とリクガメ飼育についてお話出来て
そのリクガメを思う情熱や愛情に深く感銘を受けました。

そしてこの時にケヅメちゃんと同じ環境で飼育出来る他の種類のリクガメを探していますと
ダー様が店長さんにお話しした結果、お勧めして下さったのがビルマホシガメでした。

・・・あの日GRACEさんに行っていなければ、
黄木店長様がビルマホシガメをおすすめして下さらなければ
ビルマホシガメを孵化させるに至るこの状況は無かったかもしれません、

その後も他のショップさんを見て回ったりしてリクガメへの知識を増やしていき、
GRACEさんには旅行の際にカメ君を預かって頂いたりして、
ついに2003年、もねちゃんとてんてんをお迎えするに至ったのです。

その後お迎えしたビルマホシガメが二匹ともメスだと判ったので、
オスを探して頂いている中でケヅメリクガメのカメ君が結石で亡くなり・・・。
その時は私が落ち着くまで連絡を待っていて下さり・・・秋にはシモン君をお迎え致しました。

その後も定期的にKDSのダイレクトメールを置かせていただき、
床材や機材を買いに行ったりするたびに、黄木店長様とリクガメのお話をしたり、
数年前に心筋梗塞で倒れられた時にはお店をしばらくお休みしていた時のことなども
お話を直接聞くことができたのですが、しんどそうでしたのでとても心配いたしておりました。

2013年のビルマホシガメサイテスアップの際にも情報交換などもして、
定期的な交流は続いており、先々週2月6日の木曜日にもお電話したばかりでした。
その後メールを下さいというお話になり、メールを送ったのですが
・・・金曜日になってもお返事が無いので、
レスポンスの早い店長さんにしては珍しいなと思いつつ・・・日曜日を迎えました。

日曜日は夫婦で別々の用事を済ませて、夕方に落ち合って出かけることになっていました。
あこは実家にいたのですが家を出るときに一通のメッセが届いているのに気が付きました。
・・・GRACEさんへ偶然遊びに行かれたカメ友さんが黄木店長様がおられなかったので
その場におられた方にお尋ねしたところ、心筋梗塞で亡くなられたと告げられたそうです。

メッセを何度読んでも信じられなくて・・・だって一昨日お話した時はお元気だったんですよ。
激しく動揺しながらもメッセには続きがあって読み進めると、
お店におられた方はカメに関してまったく存じ上げない方で、どうしたらよいかわからず、
とりあえず一匹でも多くのカメを死なせる前に旅立たせたいと仰っておられたそうで、
あこさんもご協力いただけませんか?という内容でした。

あこ一人での力ではどうにもならないかもしれないけれど、
とにかくこのことを拡散するにしても事実を確認しなければと
夕方以降の予定を全てキャンセルしてダー様と落ち合い、
お店にお電話したところ・・・やはり黄木店長様が亡くなられたのは事実で
沢山のリクガメ達をどうしたらよいか困っているので一人でも多くの方にご来店いただき、
お引き取りをお願いしたいとのことでしたので、取り急ぎお店に向かいました。

向かう途中も信じられない気持ちで一杯で・・・
でもお店につくといつも看板を照らしている照明は全くついておらず、
お店に入るとあの爬虫類ショップ独特のむわっとした暖かで湿り気のある空気感は無く、
コートを着ていてもひんやりする乾燥した空気が痛いほどの店内でした。

お店の中を見回すと・・・いつも以上にカメがおりました。
しかも小さなカメさんが沢山・・・。
お店におられた方は飼育・管理法自体がわからず、
来店してくださったお客様がアドバイスをしていかれたそうで
バスキングライトだけはついて、野菜ももらった形跡がありましたが・・・
何か助けになればと思って駆けつけてみたものの、
あこ一人の行動では焼け石に水であることは明白でした。

まったくリクガメ飼育の知識も経験もない方が100匹以上いるカメさんを管理するのは
不可能に近いだろうな・・・と瞬時に思い、正直最初は途方に暮れてしまいました。

お話を伺うとお店にいた方は黄木店長様の後輩さんで爬虫類業界とは一切関係のない方で、
にいつも黄木店長様がご飯を食べに行っているお店の方から
今日は食べにいらしてないので黄木さん大丈夫?とその後輩さんにお問い合わせがあり、
後輩さんが黄木店長様に電話連絡しても出ず、
大家さんと警察に連絡をしてご自宅を訪ねたところ、亡くなられていたのを発見した方でした。

しかもその方は数年前にやはり心筋梗塞で黄木店長様が倒れられた際に
(その時は緊急入院になってしまいICUに黄木店長様は長い間おりました。)
1か月ほどしてお店を開けに行きその時にはほとんどの生体が死んでしまっていたのを
目の当たりにした方でもありました。

その時のことがあったことも後輩さんの動きに拍車をかけたんだと思います。
黄木店長様が最後まで気にかけていた生体たちがむざむざと死んでいくのを見ているだけは
どうしても避けたいとおっしゃっておられました。

黄木店長様は一人っ子さんでご両親も他界なさっていてお身内はご両親方の遠い、
しかもご高齢の親戚お一人しかおられないらしく、
黄木店長様がリクガメ専門店をなさっていることも知らなかったそうで、
ご親族への連絡、葬儀の手配などすべてをお身内ではないその後輩さんがなさっておられて、
お店を原状回復して不動産屋さんへ返すまでの全てをご遺族から委任されているそうでして、
とにかく早い段階でリクガメ達を助けたいとお話しされておりました。

確かにこの寒い部屋の中で満足な管理もできない中で一匹一匹売れるのを待っていたら
売れるよりも死んでしまう子のほうが多くなってしまうだろうという危機を感じました

これだけの数を一気に引き受けてくださるとしたらショップさんしかないだろうとは思いました。
その旨をご提案致しましたら、そうして下さるとありがたいですとのことでしたが
どのショップさんにお声をかけたらよいのかとても悩みました。

黄木店長様は生前ご自身でも仰っておられましたが、業界の一匹狼的存在でした。
なので会話の中でもほとんどお取引先のお話などは出てきたことがありませんでしたので
どのようなお店とお取引していたかなどまったくわからない状態にありました。

だったら、黄木店長様のリクガメへの考え方や理念、熱い思いをご理解して下さる方で、
そんな黄木店長様のことを生前ご存じでお互いに交流があって、
あこも黄木店長様との生前のお話の中でお名前が出てきた数少ないショップさんの中で、
あこ自身が信頼のおけるショップさんでリクガメ達に愛情を注げる方で
しかもリクガメ達の移動に負担の無いように距離的にも近くのショップ・・・と考えたら、
ご迷惑をおかけすることになってしまうかもしれないと思いながらも
川崎にあるアライブの小島様しかご連絡を取る方を思いつきませんでした。

そしてすぐにご連絡いたしましたら、やはりリクガメ達が可哀相だからと
アライブさんも日曜日で営業中ですので営業が終わってから駆けつけてくださることになり
それまであこ達ができることはしておこうと、まずエアコンとストーブをつけていただき、
加湿器を稼働させ、バスキングランプをすべて点灯し、飲み水を入れ替えたりしていました。

その中で・・・カウンターの上にプラケースに入った立派な成体のリクガメさんを見つけました。
黄木店長様はお客様からペットホテルのようにお預かりになった生体は
プラケースに入れてカウンターとかその周りに置いておりました。
店内の販売に供されているカメさんは今後どうにかするにしても
そのカメさんの飼い主さんにご連絡を取ることが先決と思われましたので
ご連絡先を探そうとしたのですが・・・。

生前の黄木店長様はもしかしたらとても身体がつらい状態だったのかもしれません。
レジ周りのカウンター周辺は足の踏み場もないほど新旧様々な書類が散らばっており、
カウンターの上にも周囲にもご連絡先がない・・・携帯電話も見せていただいたのですが
全部番号しかなくて・・・お名前などの登録がなく・・・。

そんな頃、黄木店長様の訃報を聞いたカメ友さん達から次々とご連絡が入り始めましたので
その方々にも周りにGRACEさんにカメさんを預けた方がいないか
心当たりをあたってみてくださいとお願いしたりしてました。
(後日談ですがそのカメさんは無事警察経由で飼い主さんとご連絡が付きました。)

アライブさんの営業が終わってすぐに小島様が駆けつけてくださり、
色々とご相談した結果、とにかくここへ置いておいてもどんどんカメ達は衰弱してしまうし、
寒さ厳しい2月の一番神経を使う時期に最悪死なせてしまうかもしれないということもあり、
とにかくアライブさんへ移動させることになり、1台だけでは無理とのことで
あこたちもお手伝いしてアライブさんにカメ達を運びました。

とにかくカメ達を助けなきゃと必死だったせいもあって、時間をほとんど見ておらず
3時を回っていたことに驚きつつ、GRACEさんを後にするときに見た店内は・・・
黄木店長のいない、リクガメもいない・・・ガランとした様子に胸が苦しくなり、
移動中の車の中で改めて悲しみが押し寄せて涙がこぼれて仕方がありませんでした。

もっともっと黄木店長様とは沢山のリクガメ話をしたかったです。
マニアックなリクガメ飼育本を自費出版で出したいとのお話もされておられたので、
その際は売るお手伝いをさせてください!
私がイベント出店時に売りますよ!とのお話も生前しておりました。

ビルマホシガメのブリーダーとして3年目を無事迎えられたら、
GRACEさんにも卸したいと夢を描いていましたが・・・それも叶わぬ夢となってしまいました。
それが本当に心残りで残念で仕方ありません。

・・・黄木店長様は沢山のリクガメ達を残して亡くなられて物凄く心配していたことと思います。
でも無事カメ達を助けることができたことで少しは恩返しができたでしょうか・・・。

お別れを言うには早すぎますが・・・
心より黄木店長様のご冥福をお祈りいたします。
今まで本当にありがとうございました。



黄木店長様の訃報をお聞きになって
あこにGRACEにいるリクガメの事を心配してご連絡してきてくださった皆様、
色々なアドバイスやご尽力してくださった皆様、
この場をお借りして御礼申し上げます。
皆様のお蔭で無事一匹も死なせることなく
カメさん達にとって快適な場所へと移動することができました。

アライブの小島様には多大なるご尽力を頂き、大変お世話になりました。
GRACEさんのリクガメに会いに是非川崎のアライブさんに行ってみてください。
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