佐賀行きでのあれこれ① | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

佐賀行きはずっと前から必ず実行するつもりだった。

 

 

2018年に福島へ行った時のブログだが下差しそこにもすでに書いていた。8年のブランクになる直前の最期の旅が福島県だったので、我がブログを読み直してみた。

 

 

東北では、我が県の滋賀より佐賀の方がよく知られていたような…。

 

 

 

福島行きは60代最後の年。今よりずいぶん精力的に活動できていたようだ。あれから8年。今回の佐賀行きは、なんというか…ずいぶんコスパが悪い旅だったように思う。

 

 

一人旅をするようになったのは、ダンナとの生活で溜まったストレスを発散してリフレッシュする、いわば「ガス抜き」のためだった。そうして結婚生活を繋げて来たのだ。

 

 

1昨年の骨折と3ヵ月の入院を経たあと、ダンナはずいぶん変わったので、「ガス抜き」としての家出の意味が無くなった。

 

 

前にも書いたが、それは愛犬が、16年半の間、緩衝材となってくれて、私の入院中にダンナを育ててくれて、自分亡きあとの我々夫婦の平穏な生活のためにダンナを改造してくれたのだ。独りよがりな解釈だが、そう思っている。

 

 

だから、今回の佐賀行きは、「ガス抜き」という一人旅本来の主目的が無くなって、準目的の「未踏の県を訪れること」と「長いブランク(8年分の老化)後でも今までのような一人旅ができるか?の確認」のためだったと言える。

 

 

今はネットでの情報量が格段に増えて、現地の様子も手に取るようにわかる。出かける前の1週間はネットやマップと首っ引きで、「こんなもんでええかなぁ」と思えるプランを立てた。

 

 

必要な旅行用グッズも念入りに準備した。直前の週間予報によると、旅行期間がちょうど寒の戻りの時期だったので、服装も迷いなく決められた。「忘れ物無し!」と準備は万端と思って出発した。

 

 

京都発下りの新幹線はかなり空いていて、通路側の席を予約していたものの、最後まで窓側の席に座る人が無く2人席を独占した。頻繁にトンネルに入るので車窓の景色はほぼ見ないままで、車中での2時間以上は読書に没頭した。

 

 

松本清張の『渡された場面』は今回旅行の第一目的地である【呼子】が舞台の小説だった。地名は【坊城町】に換えられていて、他の地名も実際のものと架空のものが混在していた。

 

 

調べてみると、松本清張のこの小説は意外に人気があるようで、3回もテレビドラマ化されていた。

 

 

呼子で撮ったこの写真の右端右下矢印に写る建物が小説のモデルとなった旅館で、今でも営業しているそうだ。

 

 

 

ところで、旅行用持ち物は万全と思っていたのに、ホテルでの第一夜、夕食後に飲むはずの、準備したはずの薬が入っていない!

 

 

週末以外の平日に飲む薬は3種類だけで、そのうちのコレステロール予防薬として処方されている薬だけが無い!この薬は緩下剤の役割をしてくれていると思っているので、それが無いと…。それ以外の2種は飲み忘れても大勢に影響のないもの。

 

 

旅行中にお通じが良くないとすべてが台無しになる。翌日、佐賀駅にあるドラッグストアで緊急時用として【酸化マグネシウム】を買っておいた。家には処方してもらった【マグミット=酸化マグネシウム】が山ほどあるというのに…。

 

≪酸化マグネシウムの便秘薬は、便に作用する薬であり、体に直接刺激を与えるものではありません。水分を取り込むことで便の性質を変える働きをするため、習慣性(クセ)になりにくい薬です。≫

 

 

しかしながら、実はこの薬、処方してもらったものの一度も飲んだことがないのでその効果のほどがわからない。旅の最中に飲んで、変な時間帯に便意が促されても困る。結局一度も飲まないまま持ち帰って来た。何をしていることやら!

 

 

佐賀県は小さい県だ。こうして面積を見てみると滋賀県の6割。滋賀県の面積の6分の1は琵琶湖が占めているが、その琵琶湖をどけても佐賀県の方が狭い。

 

38位 滋賀県 4,017㎢ 1.06%
39位 埼玉県 3,798㎢ 1%
40位 奈良県 3,691㎢ 0.98%
41位 鳥取県 3,507㎢ 0.93%
42位 佐賀県 2,441㎢ 0.65%
43位 神奈川県 2,417㎢ 0.64%
44位 沖縄県 2,282㎢ 0.6%
45位 東京都 2,200㎢ 0.58%
46位 大阪府 1,905㎢ 0.5%
47位 香川県 1,877㎢ 0.5%

 

 

佐賀県の市町村の地図下差し

 

市町村の姿 - 佐賀県

 

 

佐賀県には、佐賀市唐津市鳥栖市多久市伊万里市武雄市鹿島市小城市嬉野市神埼市の10市と、吉野ヶ里町、基山町、上峰町、みやき町、玄海町、有田町大町町江北町白石町太良町の10町、合計20の市町村がある。

 

 

そのうち車で通り過ぎたのが、その半分の7市(黒字の市)と3町(黒字の町)の10市町だった。佐賀県の半分を車で踏んだということだ。

 

 

佐賀市から小城市、江北町、白石町、そして鹿島市へ向かった時、白石町は有明海に面しているため、【ムツゴロウ】などと書かれた看板を目にしたりした。

 

 

帰ってから調べてみれば、佐賀県鹿島市の有明海がムツゴロウで有名な場所だったのだ。なぜかムツゴロウは長崎のモノと思い込んでいた私。(上の地図で大町町と書かれている所が有明海)

 

 

佐賀県の西部を中心に周ったのだが、目的地それぞれの区間はそれほど長距離ではなかったので、心配していたトイレ問題はノープロブレムだった。

 

 

有明海なら海苔。有明海苔は佐賀県というのが全く頭に入っていなかった!佐賀駅で買ったお土産の【佐賀海苔】は、香りはまあまあだったが薄くてイマイチだった。

 

 

実は海苔に関しては、かなりいろいろ取り寄せたりして美味しい海苔を探して来たが、ダンナも気に入っているのはここの海苔だ。地元のお寺からいただいた100枚の焼き海苔が初めての出会いだった。

 

 

 

食べたことの無いような美味しい海苔は山ほどあるだろうが、今のところ、この海苔が我が家の定番になっている。ダンナは毎日ムシャムシャと焼き海苔を1枚食べている。

 

 

以前の旅では、駅近くのスーパーで地元の美味しそうなものを見繕って、ワインの小瓶を買って、ホテルの部屋でゆっくり夕食を食べたり、レンタカーでの帰り道にあるお寿司屋さんで持ち帰り寿司を買ったり…。美味しいモノを食べる意欲が旺盛だった。

 

 

案外、食べることにエネルギーも費やしていたのが、やはり76歳ともなると〈一人で食べるのにはもう簡単でいい〉と食の欲が無くなったと感じた。

 

 

といいながら、しっかり佐賀牛の焼き肉を食べ、呼子の活き刺身を食べたのだから十分だ!

 

 

佐賀行きでのあれこれ②に続く