只今入院中ー④リハビリ | アブエリータの備忘録

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Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

【入院4日目】

 

明け方に痛み止めの錠剤を服用してから、少しは眠れただろうか。

 

 

6時には「おはようございます」と看護師さんが起こしに来る。夜はおまるの排尿だったが、朝には車椅子でトイレに連れて行ってもらった。

 

 

リハビリの先生が来て「今日からリハビリが始まりますのでよろしくお願いします」とあいさつに来た。

 

 

10時にはすべての点滴が終了し、左腕に刺していた点滴針も外れたので、一人で車椅子で動けるようになった。

 

 

この日は血液内科の診察予約がある日。主治医との約束で点滴は2,3ヵ月は中止することになった。点滴は免疫を落とすので、踵骨骨折手術後の感染症対策としてのことだ。

 

 

血液内科の先生は外来診療後、病室に往診に来て下さるということで、いつものように、採血、採尿をして看護師さんに預けた。同じ病院に運ばれて本当に良かった。

 

 

今日は温かいタオルで清拭をしたが、特に念入りなものではなく、自分で上半身前面を拭き、背中や見えてる下半身を拭いてもらっただけだった。お風呂に入りたいし髪も洗いたい!

 

 

昼食後に主治医が来てくれた。手術後の全体的な痛みはマシになったが、足首に不定期にビリビリと電気が走るようなしびれがあることを訴えた。後遺症になるのではと心配だったのだ。

 

 

「アッチコッチぐちゃぐちゃにつぶれてる所へ鋼線刺してるから痺れもするよ。そのうち治る!」とシンプルなお返事!

 

 

午後、リハビリ初回。若いイケメンの療法士さんが担当になった。ベッドの上でも出来る運動を教えてくれて、その後、平行棒の場所へ行き、立って平行棒を握って、動く方の右足を前に出す、という動きをさせられた。

 

 

足はびくっとっも動かない。まず、自分の体重を、両手で握った腕で支えなければならないのだが、とても無理!

 

 

リハビリといっても今は、松葉杖を使えるようになるための練習なのだ。松葉杖で移動できるようにして家での生活を可能にして退院させるというもの。骨折した足のリハビリはまた別の話なのだ。

 

 

そういえば主治医が「松葉杖は50代までなら何とか使えるようになるけど、70代となると…」と大変難しい顔をしていた。生活できないまま帰すわけにいかないので退院が未定だったのだ。

 

 

この時はまだ、何とか松葉杖を使いこなしてやろう!と前向きな気持ちだった。

 

 

夕食後、血液内科の主治医が病室へ往診に来てくれた。点滴はちょっと中断して様子見るのもいい時期だという考えのようで、リウマチの治療は毎週服用するリウマトレックスだけなった。

 

 

ぐっすりと眠りたいので、処方された痛み止めのカロナール2錠と入眠剤を飲んで10時には眠りについた。昨晩の睡眠不足を取り戻さねば…

 

 

【入院5日目】

 

痛みも無く、頻繁にトイレにも行かず、10時から6時までぐっすりとよく眠れた。入院以来初めての快眠の夜だった。

 

 

土曜日のリハビリは病室ですることになっている、担当の療法士がお休みなので代わりの人が午前中に来ることになっていた。一向に現れずお昼も過ぎてしまった。

 

 

お昼過ぎに主治医が回診。様子を見に来てくれた。松葉杖の難しさを悟ったかどうかを探りに来たのかもしれない。「松葉杖さえ使えたら明日にでも退院してもええねんで!」とのこと。

 

 

午後になってから療法士が来て、ベッド上で出来る運動を教えてくれた。

 

 

土曜日はスタッフ不足のようで、朝の検温は昼前だったし、院内は静かだし、食事も遅れがちに運ばれてきた。

 

 

息子たち家族が盛んに面会をしたいと連絡がきていたが、この病院でもまだまだ面会制限中で、1患者につき1日1回2人(中学生以上)までで、15分間と決められている。(14:00~17:00)

 

 

また面会予約は、土日祝日の予約も、平日に予約しなければならない。ダンナは必要なものを運んでくれるために毎日顔を出しているが、他の家族は誰もまだ一度も来ていない。

 

 

今まで使ったことは無かったけど、孫たちとビデオ通話をしてみるかな?

 

 

土曜日の夜花火が上った。夏のびわ湖浜大津花火はここからよく見えるそうだ。今回の花火は近くのホテルの結婚式の催しかも知れない。