【入院1日目】
救急車が救急棟に到着してストレッチャーで運ばれた
《観察》という名前の付いたコーナーで血圧やバイタル測っているうちに尿意を伝えると、お尻におまるをあてて排尿させてくれた。ストレッチャーの上なのに案外すんなり放尿。
痛み止めのカロナールを3錠服用してそこでずいぶん待たされた後、また違うコーナーへ移動して、手続きを終えたダンナと合流。
それからレントゲン室へ移動して、左足と右足のレントゲンを撮った。この辺りで入院が確実となったような気がする。その後CT撮影もしたところ、踵骨骨折で要手術ということが判明した。
個室が空いていてラッキーだった。上半身は起こせるがとにかくベッドに寝た切り状態なので、排尿の度にナースコールを押して来てもらって、おまるをあてて排尿。済めばまたナースコールで来てもらっておまるを外して尿の処理。
この排尿に関するストレスたるや!尿意を出来るだけ我慢してナースコールを押すようにしていた。
足は異様に腫れているものの痛みはそれほどでもなく、痛み止めも入眠剤も呑まずに眠りに入ったが、早朝に目覚めてしまった。いつでも眠れるから睡眠時間を気にすることもない。
【入院2日目】
夜中に何度も排尿で看護師さんに来てもらい、ベッド上のおまるで用を足したが、ほんとに申し訳なくて…彼女たちの仕事ではあるのだが…。男の看護師さん(たいてい若い)が来た時、「えっ」という反応してしまったので、「女性に来てもらいます」と交替してくれた。
排便だけは車いすに乗せてもらってトイレに行き、右足は立てるので、ウォシュレットを使えたので大満足。
この日は手術前日なので、洗髪とシャワーを手伝ってもらった。境内でのほふく前進のためにかいた汗をすっかり流せてスッキリした。ただ、看護師さんが力強くタオルで拭いてくれるので、もう少し優しくお願いしたかった。
15時に面会予約をしていたダンナに合わせて、主治医が病室で手術の説明をしてくれた。
踵骨(しょうこつ)が骨折というより潰れている状態とのことで、ボールペンの芯くらいの針金のようなものを3本刺すということらしい。あまりの大事にダンナも私もガックリ。
退院日は未定。松葉杖が使えるようになるまでは家で生活できないので、松葉杖の使い方上達程度によって退院が決まるようだった。
リハビリは手術翌日からスタートだそうだが、何をするのだろうか?
9階にある病室の窓から見える景色。琵琶湖が見える。お天気は下り坂のようだ。
手の届く範囲にモノを置かなければならないから、引き出しや棚など使えない。ベッド周りの散らかった状態がまたストレスなのだが…。
夜8時以後は絶食。朝8時以後は絶飲食。
手術は翌日(3日)の9時から。痛み止めと入眠剤を処方され、良い眠りを取って体力温存。